12月30日(木)NHK[総合]後10:00~11:13 太平洋戦争80年・特集ドラマ「倫敦ノ山本五十六」が香取慎吾さん主演で放送されます。あらすじと感想になります。
2021年12月、太平洋戦争から80年になります。真珠湾攻撃の作戦を指揮した海軍提督・山本五十六の、知られざる物語です。新発見の極秘文書に基づき、国民から「英雄」と呼ばれるようになる以前、海軍という組織の中でもがき続けた、新たな“山本五十六像”に香取慎吾さんが演じます。
スポンサーリンク
倫敦ロンドンノ山本五十六~あらすじ
1934(昭和9)年、海軍少将・山本五十六は、ロンドンで開かれる軍縮会議予備交渉の首席代表を命じられる。交渉が決裂し、日本が国際社会から孤立すれば、イギリスやアメリカとの溝は深まり、やがて戦争になるかもしれない。
アメリカの強大な国力を知り、戦争は避けるべきだと考える山本は、軍縮体制から脱退し、軍拡への道を望む軍上層部の思惑との間で、厳しい決断を迫られる。
唯一無二の親友である堀 悌吉(片岡愛之助)は、絶対に戦争は避けるべきだと、五十六を説得する。五十六は「誇りも平和も両立させ、アメリカとイギリスに譲歩させる。アメリカと戦争すれば日本は負ける。それは分かっている。」
そして軍縮会議出席のため、松平恒雄(國村 隼)ともに英国へ向かう。
日英交渉では、五十六は不公平な武力比率は認めず、各国間の平等を求める。イギリスの交渉はなんとか平等に持っていけそうだった。しかし米国との交渉は困難を極めた。
五十六は軍縮会議は武器を使わない戦争、粘り強く交渉を続ける。しかし日本、イギリス、アメリカの主張は大きく隔たりがあり溝は埋まらなかった。
スポンサーリンク
五十六の倫敦交渉は決裂
交渉決裂になりそうになったとき、イギリスから、三国間で海軍力の事前申告しお互いの建艦計画を公にすることが提案される。イギリスは日本との条約を継続しようとしていた。
五十六はイギリスに歩み寄るために私案を本国に伺いたてる。しかし本国は五十六の私案を却下した。英米との交渉は決裂した。
軍縮会議は翌年破棄され、軍備拡大が横行していくことに。武力比率は撤廃され五十六は日本で英雄扱いになる。
五十六は堀に「上には何を言っても無駄だった。俺は海軍を辞めようと思う」と伝えるが、堀は、戦争になったときに流れに抗うことができるのはおまえだけだ!と辞職を反対する。
その後五十六は、海軍の要職を歴任し中枢を担っていた。
五十六はアメリカ軍の攻撃で戦死する。
スポンサーリンク
倫敦ロンドンノ山本五十六~キャスト
山本五十六 ・・・香取慎吾
本作の主人公。太平洋戦争のきっかけとなった真珠湾攻撃の作戦立案・指揮を行った海軍将校。ロンドン軍縮会議の予備交渉では、海軍の首席代表を命じられる。
海軍軍人。終戦直後の東京で、海軍の公文書を収集する中、山本五十六に関する極秘文書を発見する。
堀 悌吉・・・片岡愛之助
山本とは海軍兵学校の同期であり、親友。軍備拡大を求める風潮が強まる海軍にあって、山本に「戦争を避けることの重要性」を説き続ける。
松平恒雄・・・國村 隼
外交官。駐英大使として、山本とともに交渉に臨む。山本の相談相手として精神的な支えとなる。
大角岑生・・・渡辺いっけい
海軍大臣。軍縮反対派。海軍内で軍縮を支持する一派を追放する人事を行った。
軍令部総長。皇族出身の軍人で、海軍の作戦を統括する軍令部のトップ。
スポンサーリンク
海軍次官。海軍省のナンバー2。
海軍軍人。駐英武官として、山本とともに予備交渉に参加した。
山本五十六の妻。
山本家の女中。
軍令部次長。日本が軍縮条約を結んだ当初から、条約に反対する姿勢を鮮明にしていた。
政治家で前大蔵大臣。軍事予算の抑制に努めたことでで軍部の恨みを買い、1936年の二・二六事件で暗殺された
倫敦ロンドンノ山本五十六~感想
ロンドンで事前軍縮会議で、五十六が本国に私案を伺いたてようとしたとき、岡新(市原隼人から強い反対にあったとき、冷静に説得するところが一番印象的でした。
香取慎吾さんの迫力がすごかったです。顔でモノを言うというか、悔しかっただろうな、、、本国が五十六の私案を認めな方とき悔しかっただろうなというのが伝わってきました。
でもその後も海軍に残り真珠湾攻撃とか指揮をとったようですが、どんな気持ちだったんだろう。。一番平和を望んでいたのに違いないのに。。。たくさんの方が亡くなられてしまったのですよね。過去のことですが、きっと水面下では色々あったんだろうなと思いました。
スポンサーリンク