2020年9月17日(木)第10話のあらすじと放送後にネタバレを追加します。
瀬野に治験を受けさせるために治験承認委員会に全力をつくすみどりですが、瀬野の気持ちは辛い治療でまいってました。瀬野が今後の治療を選ぶ選択肢は多いほうがよいと尽力します。
最終的に瀬野は治験を受けると決めます。しかしその後どうなったか、11話につながります。
第9話のあらすじと感想はこちらになります。

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アンサング・シンデレラ第10話・あらすじ・ねたばれ
葵みどり(石原さとみ)は瀬野章吾(田中圭)の担当薬剤師となる。瀬野の担当医師は消化器内科の畑中聡(長谷川朝晴)だ。瀬野の重複がんで問題となるのは、標準治療が確立されていない副腎がん。効果が期待できる既存薬の投与が始まるが、数週間後も改善しなかった。
瀬野が治験を受けるために3つの関門を与えられる
みどりは副腎がんを調べるが『ミトタン』以外、有効な手立てが見つからない。そんなみどりに、七尾拓(池田鉄洋)が海外に副腎がんへの有効性が認められる薬『FP-258』があると教える。しかし、治験薬を萬津総合病院で使用するには問題が多い。
七尾は治験薬の承認を得るための3つの関門を伝える。畑中に治験責任医師になってもらうこと、病院内の治験審査委員会の承認を得ること、何より瀬野の同意を取得すること。その全てをみどりの責任でクリアすることを条件とした。
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みどりは治験の実現を目指すために仲間に同意をえる
そんな時、瀬野は救急搬送される患者を見かけて後を追う。患者は心筋梗塞で倒れた丸岡はじめ(近藤公園)。瀬野は付き添って来た妻の彩乃(宮澤佐江)に丸岡の常用薬を医師か看護師に伝えるようアドバイス。彩乃がすぐに看護師に教えたため丸岡は難を逃れた。そして、丸岡は瀬野の隣のベッドに入院する。
みどりは瀬野への治験薬投与について薬剤部の仲間に話す。相原くるみ(西野七瀬)は希望を抱くが、刈谷奈緒子(桜井ユキ)たちは承認へのハードルの高さに難色を示す。それでも治験の実現を目指したいと言うみどりに、刈谷は他の患者へ迷惑をかけるようなことは許さないと釘をさした。
治験を断る瀬野
瀬野は痛みは出てないというが、薬はしっかり減っている。瀬野はつらい状況を言えずにいた。
丸岡に薬の説明をするみどりだが、大量な種類になるため、丸岡は断る。心臓の病気は一生飲み続けなければならない。1か月5000円、それを生涯負担しなければならない。
FP-258の投薬について製薬会社から依頼がきたことを七尾はみどりに伝えるが、先に瀬野と話すべきだと言われる。
みどりは瀬野に治験の説明するが、瀬野は断った。七尾は、瀬野は母親のことで僕を恨んでいるようだ。。と伝える。
10年前、瀬野副部長の母親は七尾が用意した治験薬を試したが改善は認められず死んでしまった。
みどりは瀬野を説得するが、そんな矢先瀬野は倒れてしまう。
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くるみは丸岡に安い方法を提案する
畑中はFP-258はあきらめようと伝える。ミトパンの増量で副作用が続いており、畑中は緩和ケアにきりかえ穏やかな日々を過ごさせることも大事だと言われる。瀬野は治験を望んでいない。みどりにもっと他の患者のことをみろ!と念を押される。
患者のために選択肢を多く作りたい。みどりが瀬野に集中するために他の調剤師が協力する。
そして再度みどりは畑中に治験責任医師になってもらえるよう依頼する。
くるみは丸岡に処方変更し価格が安い方法を提案する。前回より97円安くなった。丸岡はくるみに感謝する。
FP-258の治験審査委員会が行われる
治験責任医師の畑中がFP-258の説明をする。
小野塚が瀬野にお見舞いにくる。小野塚は萬津病院に内定をもらった。「俺がいなくなったら頼むな、小野塚、冗談だよ、治ったらビシビシやるからな」
基準にすべて合致されていれば承認が得られる。
しかしそんな矢先、治験対象者が病院の薬剤師だと知ってえこひいきだと非難される。
七尾副部長は、「治験というものは1人の患者のために行われるものではなく、すべての人々の安心のために行われる。100万人に2人しか羅患しない。皆さんの大切な日常をまもるために人類の未来のために今回の治験が必要だと考えます。」と頭を下げる。
治験審査が通ったことを瀬野に伝える。選ぶのは瀬野次第
「畑中先生、治験をお願いします」
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治験を了承した瀬野がいなくなる
瀬野がいなくなった。FP-258投薬の初日だった。
みどりは探しにいく。瀬野は母親の墓前にいた。
葵は幾度もこの墓前にきたことを伝える。瀬野のお母さん佐緒里さんは白血病で亡くなった妹の担当薬剤師だった。佐緒里は「みどりちゃん、あなたも助けを求めていいんだよ」佐緒里の前では素直になれた。そのときに約束したんです。佐緒里さんのような薬剤師になりたいと。
瀬野に本当の気持ちを教えてほしいと伝えるみどり
瀬野は「単純に辛い。。。生易しいものではなかった。吐き気と頭痛とめまいと、、、もう生きていることが辛い。。改善の兆候はない、希望もない。治る可能性もない、いつまでこの苦しさに耐えればいいのか。頭がおかしくなりそうになる。治験なんかやったらいままで以上の苦痛が待っているかもしれない。俺の母親は治験薬を使っても何も治らなかった。助かるかどうか分からないのに無理だって。怖いんだよ。。。俺は。。。」
みどりは話してくれてありがとう、ここから病気と闘えます。1人で抱え込まないでください。全員で支えます。緩和ケア、治験、何を選んでも全力でサポートしますと伝える。
瀬野は「治験を受けます。みなさんにすべて任せます」
2年後・・・みどりと瀬野は萬津病院にはいなかった
白血病で入院していた心春が萬津総合病院の臨床研修としてやってきた。
挨拶にくるが、そこには葵と瀬野はいなかった。
刈谷は「あの2人はもういない、薬剤部はバラバラになったの」
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アンサング・シンデレラ・相関図
アンサング・シンデレラ・キャスト紹介
メインキャストの紹介になります。
葵みどり … 石原さとみ
- 萬津総合病院薬剤部のキャリア8年目の薬剤師。みどりは「薬は患者の今後の生活につながるからこそ、その人自身を知る必要がある。それが、薬剤師にとって何より大切だ」という信念を持っている。1人でも多くの患者を救いたいと思っているが、ついつい患者に深入りして時間をかけてしまい、他の薬剤師からはもっと効率的に仕事をすべきだと叱られることも。だが、すべては患者の“当たり前の毎日”を取り戻すため-。患者一人一人と真摯(しんし)に向き合っていく。
相原くるみ … 西野七瀬
- 萬津総合病院薬剤部の新人薬剤師。「医者は無理そうだけど、薬剤師なら自分でもできそうだし、医者ほど責任は生じないだろう」という消極的な理由で薬剤師の道を選んだが、時に医師とぶつかりながらも患者のために懸命に働く姿みどりを近くで見るうちに、仕事に対する意識が変わっていく。
刈谷奈緒子 … 桜井ユキ
- 萬津総合病院薬剤部主任。調剤のプロ中のプロ。作業効率を重んじ、無駄話もせず、淡々と仕事を進めるタイプの病院薬剤師。つい患者に深入りして時間をかけてしまうみどりとは対照的な仕事スタイル。みどりに対し「仕事が遅い!」と咤(しった)することもしばしばだが、患者を救いたいという根底の思いは同じ。
羽倉龍之介 … 井之脇 海
- 萬津総合病院薬剤部。キャリア3年目の若手薬剤師。萬津総合病院薬剤部のムードメーカー。その明るい笑顔の裏には、薬剤部のメンバーも知らない顔を持っている。
販田聡子 … 真矢ミキ
- 萬津総合病院薬剤部部長。部下に気を遣う上司として、新人の相原くるみに対しても細心の注意を払って優しく接する。ハラスメントに敏感な現代を象徴する上司像の販田だが、ただ単に優しいだけではなく、ある種のズルさや計算高さも併せ持つ。
瀬野章吾 … 田中 圭
萬津総合病院薬剤部副部長。いつもぶっきらぼうで愛想の無い人間にみえるが、実際の心根は優しく、誰よりも患者思い。みどりに対し冷たい態度を示すこともしばしばだが、患者と真摯(しんし)に向き合うみどりのことを心の中では認めている。
小野塚綾・・・成田凌
当初、清原翔さんが出演予定でしたが、療養中のため成田凌さんになりましたよね。ただどういったバックグランドかはまだわかりません。
葵の良き話し相手のような気がします。
アンサング・シンデレラ第10話感想
瀬野は果たして無事なのでしょうか??新しい治験薬を望むところで終わってしまった。そして2年後、2人とも萬津病院からいなくなってました。瀬野が完治していたらいなくなることはないと思うので、何かあったと思うのですが。。
治験って怖いですよね。。まだ認められてない薬で自分がどうなるか分からないとなったら受けるかな。。だけど奇跡があることを信じてしまうか。
自分の気持ちが前向きになれないとき、みどりのような説得は、自分のためだと分かっていても、余計辛くなっちゃいますよね。
次回、瀬野はどうなっているのか??生きていると思いますが。。。
第11話のあらすじはこちらになります。

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