2020年12月5日、6日二夜連続で『逃亡者』が放送されます。12/5(土)のネタバレとあらすじになります。明日12月6日(日)が完結編のネタバレとあらすじを更新しました。
『逃亡者』は、1963年~67年にかけてアメリカで放送された、テレビシリーズ『逃亡者』のリメーク版になります。舞台を東京オリンピック開幕間近の現在の日本に移して、物語を再構築しているそうです。
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『逃亡者』ネタバレ
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『逃亡者』第1夜・あらすじ
都内の高級住宅街で、凄惨な殺人事件が発生した。殺害されたのは、大学病院勤務のエリート外科医・加倉井一樹(渡辺謙)の妻・陽子(夏川結衣)。その夜、加倉井は陽子を連れ、大学時代の同期、宮島光彦(杉本哲太)や石森卓(村田雄浩)らと恩師・沢村八郎(山本學)のパーティーに出席したのだが、緊急オペの要請が入ったため、陽子は先に帰宅。
執刀を終えた加倉井が深夜、家に戻ったところ、1階で家政婦の女性が、そして2階の寝室で陽子がナイフで胸を刺されて絶命していたのだ…。
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加倉井は2人の殺害で死刑判決が下される
思いもよらぬ出来事にがく然とする加倉井は、現場から逃げる男を発見。階段で格闘となり、頭部を殴打されて気絶してしまった。だが、警視庁捜査一課刑事・浅野和志(篠井英介)らは加倉井が2人を殺害して逃走を図った挙げ句、階段を踏み外して気を失ったものと断定。もみあった際、犯人の左腕が義手であることに気づいた加倉井は「義手の男を見つけてくれ」と訴えるものの、現場には侵入者の痕跡は何ひとつ残されておらず、凶器のサバイバルナイフから加倉井の指紋しかなく、結局、加倉井の主張はかき消され、逮捕されたのち、1年後、死刑判決が下された。
3年後、絶望の底に突き落とされたまま、加倉井は東京から名古屋の拘置所へ移送されることとなった。ところが、同じく移送バスに乗っていた爆弾テロ事件の首謀者・嶋岡正彦(天野慶久)の仲間らが、山中で護送車を襲撃。横転し炎上した車内から危機一髪、逃げ出した加倉井は決断を迫られた。
ここに残るか、それとも――!? 陽子の顔が頭に浮かんだ次の瞬間、加倉井は深い森の中へと姿を消していた――。
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加倉井を広域捜査班の保坂班長が追う
まもなく、襲撃現場に結成されたばかりの特別広域捜査班が到着した。班長・保坂正巳(豊川悦司)は、鴨井航(三浦翔平)、柏木弥生(原沙知絵)ら部下を震撼させるほどの強硬手段で嶋岡らテロ集団を制圧。
次は加倉井をターゲットに見据え、彼の行方を追いはじめる。そのころ、加倉井は脱走時に負った腹部の傷の痛みに耐えながら、軽トラを盗み、警察の検問に引っかからないよう必死に逃げながら、病院に潜り込み、医療用具を使い自ら治療し止血する。寝ている患者の病室に入り、衣服に着替え、ひげを剃り、身支度していると女性が入ってきた。患者の知り合いではなく強盗だった。
女性の名前は米本花江(余 貴美子)、加倉井は花江の車で逃亡する。
凄まじい執念で逃亡を続ける加倉井
加倉井は花江の携帯を借りて、青木弁護士に電話し、自分の手で洋子を殺害した犯人を見つける、裁判のときの資料を見せてほしいと依頼する。しかし弁護士はすぐに警察に電話する。
とうとう花江の住所がバレてしまい、パトカーに囲まれるが、加倉井は、嵐の中、山へ逃走する、大学のときに山岳部だった。夜が明け、逃亡を続ける。意識が朦朧とし車に映った自分をみて泣き出しそうになる加倉井だが、車を盗み逃走。保坂達もドローンを使って必死に探し、そしてトンネルに入り、いよいよ追い詰められた!!
保坂達がトンネルに到着、絶対絶命の加倉井!!!だが、、、マンホールに逃げ込んだ。
加倉井は陽子を思い出しなんとか逃げ切ろうとする。
保坂は加倉井の足跡をもとに追っていく。
いよいよ追い詰められた加倉井、水道管の上を逃げようとする加倉井、下は崖だった。
そして射殺しようとする保坂に、加倉井は「陽子ーーーーーーーーー」と叫び、川に落ちた。
保坂はダイバーを呼んで捜索させるよう伝える。
加倉井は生きていた!!!
なんとか川を渡り、岸につき、逃げようと必死に崖をあがる。
そしてバイクで逃走し静岡方面へ向かった。途中でバイクから転落し、崖に下りる加倉井
加倉井は小船で逃げる!?
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逃亡者・第2夜あらすじ
吊り橋から渓谷へ飛び降りて逃走した加倉井一樹(渡辺謙)の行方は依然としてつかめず、保坂正巳(豊川悦司)ら警視庁特別広域捜査班は焦っていた。
そのころ、加倉井は捜査の目をかいくぐって東京に舞い戻っていた。すべては妻・陽子(夏川結衣)を殺害し、自らに人殺しの汚名をきせた義手の男を捕まえるため――。
古着店で衣服を調達し、寂れた簡易旅館に当座の宿を取った加倉井は恩師・沢村八郎(山本學)に電話をかけて助けを求めるものの、沢村は加倉井の無実を信じていなかった。電話は警察に筒抜けだった。
やむなく大学時代からの親友・宮島光彦(杉本哲太)を頼った加倉井は、彼から金を貸してもらい、中古のノートパソコンを入手。“東日本大学病院”に義手を製作する工房があることを突き止める。義手の男を探すため、加倉井は清掃業者になりすまし、東日本大学病院に潜入し、左腕・上腕骨・ハイブリッドで検索した男性5人の情報を入手した。
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義手の犯人は元刑事の大磯智久
逮捕のリスクを冒してまで、なぜわざわざ加倉井は東京に戻ってきたのか…。そこに引っかかるものを感じた保坂は、加倉井を逮捕した上司・浅野和志(篠井英介)の捜査に疑問を抱き、事件の関係者をもう一度洗い直すと調書はでたらめだと分かった。そんな中、加倉井の宿が分かり、東日本大学病院の清掃員として潜入していたことがわかった。
加倉井は東日本大学病院で、事件当時、パーティ会場にいた松崎美里から自宅の鍵を渡される。宮島に頼まれたとの事。美里は宮島の愛人だった。
加倉井は5人の左手義手の男に連絡をとる。その中に1人恩田という男が東高輪署に留置されていた。加倉井は面会に行くが別人だと分かった。そこで保坂と鉢合わせになってしまう!加倉井は逃げ通した。
義手リストの最後の1人、大磯智久の自宅へ向かう。
そこには加倉井の同期、石森(村田雄浩)と大磯の写真があった。加倉井は大磯の写真をみて自分を襲った義手の男だと確信する。そしてオリエンタル製薬のカタログがあった。加倉井には、『テトラオキシン注射薬』という副作用の疑いがある薬を扱っていたことを思い出す。
加倉井から保坂に電話が入る。加倉井は自分が謎解きをすると、、、そして電話をかけている場所をわざと知らせた。(大磯智久の自宅)大磯は刑事だった。
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加倉井は大磯から宮島からの指示だと聞く
加倉井は事件の真相がわかったと宮島に電話する。陽子は自分の代わりに死んだ。しかし自分を罠にはめた石森は死んことを知る。途方にくれる加倉井・・・
加倉井は、教え子を頼り、オリエンタル製薬の『テトラオキシン注射薬』は重篤な副作用があったが、そのサンプルデータに改ざんがなかったか調べる。改ざんはなかったが、そのデータの更新日の3日前に石森は死んでいた。データを更新したのは大学病院の人間しか考えられない。
加倉井の後をつける大磯、2人は地下鉄に乗り込む。大磯は加倉井を一番端の車両まで追い詰めるが、加倉井は緊急停車させ大磯を追い詰める。そして宮島の指示だったこと、そして加倉井の合鍵、同じ靴を準備させ大磯は殺害に及んだ。加倉井は自分にGPSが仕込まれたことを知った。
宮島確保、そして加倉井の逃亡が終わる
加倉井は、宮島の理事長就任パーティが六本木へ向かった。
壇上にあがる宮島を追いかける加倉井、そこに保坂達が到着する。
宮島は加倉井を絞殺しようとする。おまえはいい友達だったよ!包丁で刺そうとする宮島を保坂は仕留めた!!!
大磯が持ってた小切手から宮島の指紋がでた。
保坂は加倉井に手錠をかける。
しかし護送車のなかで手錠を外してあげる保坂
加倉井の逃亡が終わった。
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『逃亡者』キャスト紹介
保坂正巳(ほさか・まさみ)………豊川悦司
加倉井陽子(かくらい・ようこ)………夏川結衣
松崎美里(まつざき・みさと)………稲森いずみ
宮島光彦(みやじま・みつひこ)………杉本哲太
石森 卓(いしもり・すぐる)………村田雄浩
米本花江(よねもと・はなえ)………余 貴美子
大磯智久(おおいそ・ともひさ)………宇梶剛士
大久保礼芸(おおくぼ・れげー)………火野正平
鴨井 航(かもい・わたる)………三浦翔平
柏木弥生(かしわぎ・やよい)………原 沙知絵
近藤俊也(こんどう・としや)………藤本隆宏
高田栄太(たかだ・えいた)………岩男海史
浅野和志(あさの・かずし)………篠井英介
『逃亡者』感想
2夜を通して、予想以上のスケールで、驚愕でした。やっぱり印象に残っているのは、マンホール下から逃げていく加倉井ですが、渓谷から飛び降りるところです。保坂(豊川悦司さん)が足を踏み外しなど、あのシーンの緊迫感は何度も見てしまいます。
しかし同期に嵌められた加倉井、権力とお金で友人の奥さんを殺害するとは、、、、非情だわ。。加倉井は医者に戻れるといいな。
加倉井と保坂は最後護送車で2人がようやく落ち着いて話すのですが、何もかも理解し合っているようないい感じでした。保坂は最高の追跡者でした。ですがそれよりも上をいく素人の加倉井は、もっと最高でした。渡辺謙さん以外にこれができる俳優さんっていないと思います。素晴らしかったです。2020年の単発ドラマで一番のスケール大きさとおもしろさでした!
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