2020年3月22日放送の『テセウスの船』第10話(最終回)のネタバレになります。
なんと黒幕は、正志(せいや)でした。完全に侮ってました。まさか霜降り明星の連ドラ初出演のせいやさんが犯人の大役だったなんて。でも演技は迫真でしたね。。相当頑張った感がありました。
正志は12年前、音臼祭りで自分の母親が間違って毒きのこを入れてしまい徳ちゃんの母親が死んでしまう事件があります。その事件で正志と妹がいじめにあい、妹が自殺してしまいます。父親の介護でやむなく音臼村に戻ってきますが、そこに文吾がいて「家族を大事にしろ」と言われ文吾を恨むようになっていたのです。文吾を殺人犯にして和子と文吾の子どもたちを苦しめようと。。。
まさかそんなストーリー展開になるとは。。。
そして1989年にタイムスリップした心はやっぱり亡くなりましたね。テセウスの船は最初、新品だったが船が、部品をすべて変えたあと、果たして最初の船とおなじか?というパラドックス(哲学)です。
ここは原作と一緒でしたね。父親・文吾をかばって亡くなり、和子がその後、心を産んでます。見かけは2人とも心、果たして同じか?そうではないか?この矛盾どう思うか?というのがテセウスの船の題名の意味ですね。
校長の息子が犯人だと考察してましたが、そして木村みきおが絡んでいると思ってましたが、思いっきりはずれました。校長の息子が途中とても怪しかったので、これは!!って思いましたが、色々妄想してはずかしい限りです。でも楽しかったですけど。。。
それにしても最終回は凝りすぎでしたね。。。校長先生の息子の話はまさにフェイントでした。この話は必要だったかな??
こどものみきおがその後、罪を償ったのか?の方が、気になりました。まさか大人のみきおが芋ようかんのお店のウェイターになっていたとは・・・さつきはウェイトレス・・・(そんなばかな)
また慎吾兄ちゃんが、澤部さん、たしかに面影はそっくり。。。
この記事は最終回のあらすじ・ネタバレと、このドラマの感想になります。放送前に考えた考察は最後に残したままにしておきます。
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テセウスの船・最終回あらすじ・ネタバレ
駐在所のワープロから犯行日記が、庭から青酸カリが発見されて逮捕されてしまった文吾(鈴木亮平)。
真犯人の目的はいままでの殺人をすべて文吾の責任にして、確実に文吾を死刑にしようとしている。馬淵たちは文吾が監禁された部屋を確認するが監禁された証拠はなかった。
文吾に1冊の本が差し入れされ、犯行を認める
心は、森刑事からみきおの意識が戻ったことを聞いた。病院にいくがさつきに追い出される。文吾に1冊の本が差し入れされる。差出人は不明
翌日、心と和子はお父さんの面会にいく。
文吾は、「犯人は俺だ・・・、みきおの共犯者は俺なんだ、これ以上お前らに何も話すことない、家族の縁を切る」
何故突然文吾は罪を認めたのか。。。ショックを受ける心と和子。
タイムカプセルの文吾の手紙をみる
すずは、「お母さんはお父さんを信じてないの?私はこの間お父さんを疑ってすごい後悔した。お父さんが悪いことするわけないよ。ワープロなんて誰が書いても同じ。ワープロの文字でお父さんを犯人するのはおかしい。お父さんは正義の味方だもん。」
心はタイプカプセルに入れた封筒に何か書いてあるかもしれない。タイプカプセルを開けて読んでみるとそこには家族に向けた温かい言葉ばかりだった。
やっぱりお父さんが悪いことするわけないよ。だから私逃げたくない。もう後悔したくない。
すずの言葉に和子も信じることにした。
みきおと対峙する心
再度、病院にいく心、みきおがいなくなっていた。ベッドの下に手紙があった。
そこには「THE END」と書いてあった。みきおはレコーダーでこの言葉を聞いていた。
心は音臼小にいくと電気がついていた。
みきおは連続殺人事件は自分の犯行だと認める。
「僕はただ鈴ちゃんのヒーローになりたかった。転校してきたばっかりのとき、いじめられているときすずちゃんだけは味方で助けてくれた。ずっとすずちゃんの正義の味方でいるって決めたんだ。すずちゃんは佐野文吾のことを正義の味方だという。だから邪魔だったんだ。鈴ちゃんのヒーローは僕1人でいい。」
そんな理由で音臼小事件を犯そうとした。そして「明音ちゃんはすずちゃんをいじめたから翼にやらせた。田中のおじちゃんは割と苦しまず死んだ。」
すべての犯行を自供するみきお、僕だけがすずちゃんの正義の味方になる。
いま、すずちゃんが喜ぶのは佐野文吾を無実にすることだよね?
たまには心先生に役に立ってもらうよ。
みきおはいままでの会話を録音したレコーダーを心にわたし、未来の僕がいっていたこと「ジ・エンドーー」
みきおは青酸カリを飲もうとするが心は阻止する。しかし少し飲んでしまったみきおは入院
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文吾は釈放される
みきおの自白が入ったレコーダーを警察に持っていく心
馬淵は「警察の威信は保たれたな・・・」
文吾は釈放される。文吾と心は抱き合う。
家族に謝る文吾、自分がやったと自供したのは、差し入れの本に「罪を認めろ、家族全員を殺す」と書いてあったから。
12年前の駐在日誌に校長の息子のことが書いてあったが。。。
みきおとつながっていたのは誰だ?
12年前、正志のおふくろが間違って毒キノコを入れた。田中義男が県警にかけあってこの事件をもみ消した。それから町会議員だった田中さんは村祭りは中止にした。
でもそれは文吾に恨みを持つまでにいかない。
文吾は、12年前の駐在日誌で、校長の息子徹が、18歳のときに帰省しており祭りに来て喧嘩して軽傷と書いてあった。石坂徹
さつきは高校1年生のとき子供をおろしてした!?
青酸カリをのんで自殺しようとしたみきおの看病をしているさつき。
そこに校長先生がきて
「やっぱり忘れられるわけない、ねえ、さっちゃん。高校1年生だったかね、あのとき赤ちゃんできたって4か月だった。親子ともども後ろ指さされるからって(赤ちゃんをおろすようにいった)あなたの身になって考えてあげれなかった。さっちゃんが教師になったのは生まれてくる子供を育てられなかったから、しっかり子供を育てて弱い子供を守ろうとしたんだよね」
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校長先生が行方不明だったが東京の息子に会っていた
文吾は酒屋の井沢さんに、「石坂校長の息子はどこに?」
もう10年以上あった人いない。東京の会社でいじめられて辞めたと聞いた。生きているか死んでいるか分からない。
校長室にいくと、机の上に何枚もの絵がある。そこにはいつも使っているナイフがなかった。
校長先生が行方不明になる
駐在所に「佐野文吾へ」という手紙があり覚悟する心
駐在所に手紙があった。心はすべて読み手紙を隠す。
由紀の残したノートをコピーした紙に書いてあったのは、『皆殺しが嫌なら1人で来い、音臼神社 朝8時』
その夜、すずは心に「心さんお父さん見つかったの?どんな人?」
「この人の息子でよかったって思える素敵な父親だった。」
心はこの人達の未来は俺が絶対に守ると誓う。
翌日、心は手紙を置いて佐野家をでた。
「お世話になりました。佐野家で過ごした時間は一生わすれません」
文吾は心を探しにでる。そこに警察の無線が「音臼村で185cmやせ型、男性が倒れている」
パトカーのタイヤがパンクしていた。
駐在所に校長先生がやってきた
東京の息子のところにいってきた。ばかな話です。勤めた会社辞めて事業やりたいからお金貸してくれと言われてからずっと会ってなかった。この間急に孫が生まれたって。連絡があって「それがなんだ!」って思ったが、文吾と心をみて、親子ってこういうもんだなって。
和子は「あの2人が親子だなんて・・・そんなわけない」
息子ともう1回家族になりたいとおもって東京へ行った。孫に渡そうと思って下手くそな絵をかいて持っていった。
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心はおとりで文吾を殺人犯にしようとする黒幕は正志
風速計の赤い飛行機がある小屋にくる文吾、後ろから刺される文吾。
心がいった音臼神社には誰もいない。家に電話して和子から明音ちゃんがいた風速計のある小屋に文吾が行ったときいて向かう。
文吾が振り向いたら、「お前だったのか、なんでだよ、どうしてだよ。」
正志だった。なんでお前が俺を恨む?
「12年前、お母さんは鍋にまちがってきのこを入れた、母さんはカラダ壊して死んだ。妹はまだ小学生だった。どこにいっても殺人犯の息子だって。俺の妹は死んだ。いじめられて自殺した。あなたのせいで!」
あんたを狙ったのは、俺がしかたなく音臼村に戻ってきたとき、「正志、久しぶりあな、おやじさん、喜んでいたぞ、家族を大事にしろ」
「みきおは佐野文吾が邪魔だと言った、だから協力した。じっくり母さんと妹の恨みをはらしてやる。田村心、お前の息子なんだろう!!あいつは未来からきたんだろ。地獄へ落ちろ!」
心を刺そうとしている正志を殺そうとしている文吾!しかし心を裏切れないとナイフを置く。
「お前殺したら心を裏切ることになる。それはできねえ。正志は大事な家族を救えなかったと苦しんできたんだな。すまない、本当にすまない。」と謝る。
そこに心が到着。
正志は文吾を殺人犯にしようとナイフをうばうが、揉み合いになり心の腹にナイフがささる。
家族の未来をまもるためにここにきたんです。父さんと母さんとねえちゃん、にいちゃんに出会えたから俺強くなれた。
「死ぬなよ、死ぬなよ、心、俺の息子だ」
「父さん・・・・」心は死んだ。
30年後・・・
なんとみきおと木村さつきは2人で芋ようかん出すお店をやっていた。
佐野家が集まる食事会、「由紀ちゃん、妊娠?」和子
文吾が名前は「未来」がいいと思う。明るい未来へ向かっていけるように。
心「お父さん、それぼくが考えていた名前と同じだよ。」文吾は心がつけていた指輪をもっていた。
船は完全に生まれ変わり、古い記憶は消えていく。
でも俺たちはずっと家族だ。佐野家みんなの幸せを祈って。
テセウスの船・最終回感想
テセウスの船ですが、第1話から7話までは原作通り進んでました。心、文吾、由紀、和子の演技がすばらしくてすっかりドラマにハマりました。役者さんがみなさん素晴らしかったです。胸打つシーンがたくさんありました。こちらにまとめてますので是非プレイバックを。。
第8話からは最終回までは原作からどんどん離れていってドラマ仕様になっていたのですが、犯人が最後まで分からず本当に今日放送終わるまでドキドキでした。だけどちょっと最終回はいろいろな話がたくさんでてき過ぎて、凝りすぎた?のではないかと思ってしまいました。
いろいろな人間模様をまとめたのだと思いますが。。。ちょっと訳が分からなくなってしまいました。
ですが、やっぱり最後は文吾の冤罪がなくなって音臼小の21人無差別殺人事件もなくなったことは安心しました。また由紀と心は結婚してましたね。そして未来ちゃんが生まれる!
文吾と和子は心のことを覚えてましたね。複雑な顔持ちでした。
本当、最後まで楽しませてくれた満足したドラマでした!!
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【放送前のテセウスの船最終回・考察】犯人は校長先生の息子説!
黒幕の予想ですが、木村みきおだと思います。ですが、小学生のみきおの”大人のみきお”ではなく、校長先生の息子ではないかと思ったのです。その名も石坂みきお(仮名)
よく考えると大人になったみきおを知っているのは1989年当時、心しかいません。逆に校長先生の息子を知らないのは心だけです。もし2人が同一人物だったら??と考察しました。
9話で心が12年前に音臼村祭りのちらしをもって校長先生のところへいきました。
そこで校長先生は、心に、自分と同じ歳の息子がいて、「父親と息子はそううまくいかないもんです。必ず佐野さんを救ってあげてください」と言ってます。これは意味深ですよね。
息子がまるで佐野文吾を狙っているのを知っているように感じるのです。
校長先生には31歳の息子がいることになります。さつき先生の年齢設定は分からないのですが、もしかしたらさつきと同級生だったのかも!?
9話で心が校長室を去ったあとさつき先生が入ってきて、まず校長先生が「やはり、ここにもきましたな・・・」「みきお君の意識はまだ戻りませんか?」さつき先生「はい」、、、。
もし、みきおに青酸カリ中毒起こさせたのが校長先生の息子でみきおの共犯者だったら??車の運転をして和子達を誘拐して小学校に監禁するのは可能ですよね。
狐の面の意味とは?
みなさん、みきおの部屋に狐のお面があったのをみましたか?
このお面は、校長先生が書いた音臼祭りのちらしの狐と同じですよね?
校長先生が書いたこの絵が、自分の息子の小さい頃の絵ではないかと思います。12年前だと、この祭りでは19歳です。その息子がもしかしたらきのこ汁に毒キノコを入れたのではないでしょうか?
その秘密をずっと校長先生は隠している・・・・。
そして校長先生の息子が、自分と同じように危ない「みきお」にこの呪われた狐のお面をあげて、自分の分身として青酸カリで人を殺すことを教えたのではないでしょうか?
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校長先生の息子はタイムスリップして木村みきおとして生きていた?
さらに妄想(考察)が続きます。
音臼村には昔から神隠しの伝説があったのではないでしょうか?
校長先生の息子はタイムスリップしていて木村みきおとして生きていて、心と一緒にタイムスリップして戻ってきたのではないでしょうか?
下記の字は、2020年戻った心に、あの気味悪い絵を描いた(木村みきお)が書いた手紙の宛名の文字です。
下記は、9話の終わりに次回予告で犯人から届いた手紙です。
同じ、定規で弾いたような文字です。この字は、子供のみきおかもしれません。だけど子供のみきおはいままでワープロしか使ってませんよね?
気味の悪い絵と、この封筒の文字はみきおではなく、校長先生の息子が書いたと思ったのです。そうすると過去と現代がつながります。
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校長先生の息子とみきおは「毒」でつながっている
もし校長先生の息子が、19歳のときに音臼村祭りで毒きのこで食中毒おこして、引き籠っていた。そしてお稲荷様がいる音臼神社から現代にタイムスリップした。
そして、心とともにまた戻ってきて、子どものみきおにあった。みきおの共犯として裏で動いていたのではないか?と思うのです。
校長先生は行方不明だった息子がかえってきたことを知っていて、文吾を狙っていることを知っているのではないでしょうか?
正志が森の中でライターやフロッピーを見つけたとき、じっと睨んでましたよね。
息子の仕業を隠すために校長先生がわざと森の中に捨てに来たのではないでしょうか?
そして小屋から文吾を開放したのは校長先生だったのかもしれません。
黒幕の狙いは何か?
そうするとなぜ校長先生の息子(大人のみきお)が文吾を恨むのか?です。
文吾は村祭りで食中毒があって徳本のお母さんが亡くなったことを知ってました。その時から警官だったのでしょう。
文吾というより、警官に対して何か恨みがあったのかもしれません。それはチラシにあった狐のお面の子どもと手をつないでいる母親に何かあったのかも。。。
亡くなられたのは徳ちゃんのお母さんが亡くなられたとありましたが、重傷者もいた?
文吾が警察官としてその音臼村まつりで、「正義の味方」ではない何かをしでかしてしまったのでしょうか。。
動機はやっぱりわかりません。
原作ではこどものみきおは、「鈴ちゃんの正義の味方は僕1人」にしたかったのです。
どうして文吾を狙ったか?は、小さい鈴がみきおに「結婚するならお父さん、正義の味方だから」と屈託なく言ったその言葉が、どうしても鈴を自分のモノにしたかったために文吾が邪魔になってしまったのです。
でもこの理由は校長先生の息子だとすると違いますよね。
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心は文吾をかばって死んでしまうかも!?
原作では、心は1989年に文吾をかばって黒幕に刺されて死んでしまうのです。
ドラマではどうなるか?
わたしは心は原作とおりお父さんをかばって死んでしまうのではないかと思います。だけど和子のお腹にいる子は心です。
音臼村の無差別毒殺は阻止できた、そして父親の冤罪をはらして、心は犯罪者の息子ではなく普通の子として生きていく物語であってほしいです。
佐野家に埋めたタイムカプセル
そして30年後に佐野家に埋めたタイムカプセルを開けると思います。
8話で文吾が便せんに書いていたのは、原作ネタバレですが、
「どんな過去があろうとも過去から逃げず今をいきろ」なんです。
でも音臼小の事件を未然に防げて家族は仲良く暮らすので家族はこのメッセージをみて「何、これ??」って笑い飛ばすんです。文吾は過去から今にいたるまで何があったのか心がタイムスリップしたこともすべて覚えているんです。
この家系図をみて文吾だけはわかります。。何故、心の先に由紀と未来がいるのか。
ドラマでは30年後、心はまた由紀と出会えているでしょうか?出会っててほしいですね。またすず、慎吾の兄弟は心と仲良くやっているでしょうか?お母さんはお父さんと幸せでしょうか。
最後は冤罪から解放された仲のよい家族で終わってほしいですね。
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テセウスの船は同じだけど同じじゃない
3月22日(日)はいよいよ黒幕がわかりますね。
最後は必ず文吾の家族が幸せに暮らしている結末がいいです。
テセウスの船は、最初、新品だったが船が、部品をすべて変えたあと、果たして最初の船とおなじか?というパラドックス(哲学)です。
「同じだけど同じじゃない。」という事なんです。
原作では、心は平成元年に享年28歳で文吾をかばって亡くなってます。しかし和子は「心」を産んでいます。見かけは2人とも心、果たして同じか?そうではないか?
それを問いかけてきます。タイムカプセルに家系図と指輪を入れた心・・・だけど現在に生きている心は、その時の心と違う。同じだけど同じじゃないのです。
原作の、最終回犯人ネタバレをまとめた記事はこちらです。音臼小事件の一部始終が書かれてます。知りたいと思う内容を質問形式にしてまとめてますのでよろしかったら是非ご覧くださいね。
第9話のネタバレ記事は下記です。見逃してましたら是非ご覧ください。
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