【ネタバレ】森村誠一 終着駅シリーズ~牛尾刑事が新宿で起きた事件を追う

2021年スペシャル

2021年4月1日(木)夜8時からテレビ朝日系列で放送される森村誠一ミステリースペシャル『終着駅シリーズ37 停年のない殺意』のあらすじとネタバレになります。

この刑事ドラマの主人公は、モーさんこと牛尾刑事で、寡黙にして実直、執念の捜査で事件の奥底に潜む真実を突き詰めて犯人を逮捕します。すんなり犯人が分かるようなストーリーではなく何重にもヒューマン的な原因が積み重なっていて極上サスペンスです。

牛尾刑事の妻・澄江は、昨年亡くなってしまった岡江久美子さんでした。2人のやりとりはもうみることはできないのかな・・・と思ったのですが、過ぎし日の追憶の中で静かに登場しました。半年前に突然亡くなった設定でした。牛尾にとって、澄枝の温かい笑顔は、支えでしたので遺影に話しかける姿はとても寂しそうでした(泣)

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森村誠一 終着駅シリーズ『停年のない殺意』・ネタバレ

東京・新宿の公園で、文房具メーカー社員・伊庭崇彦(堀井新太)の遺体が見つかった。、第一発見者である被害者の妹・晴美(山谷花純)。臨場した新宿西署の刑事・牛尾正直(片岡鶴太郎)はから事情を聴く。

崇彦は事件の前々日、晴美に電話をかけ、「面白いものを見せてやるから来い。それを見たら最初はケタケタ笑うだろうけど、最後は必ず泣く」と言っていたというのだ。

事件があったとき、父親・悌二(尾美としのり)は、茨城・大洗にある実家を訪ねていた、そして母親・頼子(七瀬なつみ)は旅行へ行っていた。

牛尾たちは崇彦のマンションを調べるが、晴美と食べるつもりだったのか、冷蔵庫には4等分にカットされた細長いケーキが残されていた…。

父の悌二は同じ文房具メーカーで長年、総務部長を務めていたが、その定年退職の日に入れ違いで崇彦が入社し社長・市野清明(国広富之)の秘書として働きはじめたこともわかった。崇彦の通帳には、合計750万円が振り込まれており、亡くなる前日にすべて引き落とされていた。

悌二の妻頼子と、市野は付き合っていた。その時にできた子が崇彦だった。しかし崇彦は2年前、市野の息子からそのことを聞いていた。しかし実の父親と接してわかったことは、自分の父親は悌二しかいないと気づき、事件当日、崇彦は、市野に会社を辞めることを告げていた。

しかし悌二は崇彦が、妹の晴美に自分は本当の息子ではないと話すのだと思い、とめようと説得したところで階段から落ちてしまい頭を打って亡くなってしまった。

悌二にとって信じられなかったのは、晴美もまた市野の娘だった。頼子や崇彦も知らないじゃないか?悌二は二度も裏切られていたことを聞いて愕然とした。

牛尾は2人がお互いを信じて話していればこのような悲しいことは起きなかった、残念です。

詳しいストーリーはあらすじをご覧ください。

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森村誠一 終着駅シリーズ『停年のない殺意』・あらすじ

夜10時過ぎ――東京・新宿の公園で、文房具メーカー社員・伊庭崇彦(堀井新太)の遺体が見つかった。臨場した新宿西署の刑事・牛尾正直(片岡鶴太郎)は、第一発見者である被害者の妹・晴美(山谷花純)から事情を聴く。

晴美によると、夜9時に崇彦のマンションで会う約束をしていたが、インターホンの応答がなかったため、帰りを待ちながら近所をぶらついていたところ、兄の遺体を発見したという。さらに、晴美は気になることを口にする。実は、崇彦は事件の前々日、晴美に電話をかけ、「面白いものを見せてやるから来い。それを見たら最初はケタケタ笑うだろうけど、最後は必ず泣く」と言っていたというのだ。しかし、晴美は、“面白いもの”とは何のことなのかまったくわからないと困惑していた。
まもなく茨城・大洗にある実家を訪ねていたという父親・悌二(尾美としのり)、友人と岐阜・高山に旅行に出かけていた母親・頼子(七瀬なつみ)が駆けつけた。息子の遺体と対面した2人はがく然とするばかりで、崇彦が言っていた“面白いもの”に心当たりはないという。

牛尾たちは崇彦のマンションを調べるが、何ひとつ引っかかるものはなかった。ただ、晴美と食べるつもりだったのか、冷蔵庫には4等分にカットされた細長いケーキが残されていた…。しかし妹も同じ袋のケーキ店の袋を持っていた。双方で同じケーキ屋で買ってきたのか?

まもなく崇彦は何者かに階段から突き落とされて転落し、死亡したことが判明。階段から少し離れた場所で遺体が見つかったのは、転落後、朦朧とした意識の中、自力で歩きだしたもののしばらくして力尽きて絶命したからだと思われた。

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崇彦の裏の顔を調べる牛尾たち

また、事件当日、崇彦は定時退社後、同僚と居酒屋に寄ったが、店を出てから殺害されるまで2時間半の空白があるとわかる。さらに調べを進めていくと、父の悌二は同じ文房具メーカーで長年、総務部長を務めていたが、その定年退職の日に入れ違いで崇彦が入社し社長・市野清明(国広富之)の秘書として働きはじめたこともわかった。悌二と市野は、大学時代の同期という間柄だったという。

聞き込みの結果、周囲の誰もが崇彦のことを“優秀で思いやりのある青年”と評していることが判明。牛尾はそんな非の打ちどころのない崇彦こそ、誰にも見せないウラの顔を持っていたのではないかと考えはじめる。崇彦は家賃18万円のマンションに住んでいた。

そして10日後、崇彦の通帳が排水溝から見つかる。毎月約40万円、合計750万円が振り込まれており、亡くなる前日にすべて引き落とされていた。

牛尾は崇彦の大洗の祖母に会いにいく、崇彦は、2か月前にひょっこりきて、「自分は爆弾だ、会社を辞めようと思う」と言っていたそうだ。そこに妹の晴美もきた。牛尾は晴美に崇彦も7.5cmのケーキを用意していたことを聞くと、「だったら・・・(何故)」絶句する。

新宿西署では市野社長と頼子(七瀬なつみ)が不倫していて崇彦がそれに逆上したために殺害されたと見立てて、捜査する。

園子と、頼子と悌二は離婚届けを出すことを決める。

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晴美は父親の共犯者になろうとして

牛尾は気づく。市野の亡くなった息子と崇彦が似ていることに。崇彦の裏の顔は、2人の父親(市野と悌二)がいることで想い悩んでいたに違いない。

頼子と市野は交際していたが、市野は別の縁談があり、頼子は自分に気がある伊庭と結婚し市野のことは隠さず、崇彦を産んだ。しかし伊庭は21年前から知っていた。

事件当日、崇彦から電話があった市野は自宅に呼び出される。750万円は市野が崇彦にお小遣いだった。崇彦から会社を辞めることを告げられただけで自分は殺してない。殺害したのは伊庭だ!

しかし頼子は伊庭なら21年かけて市野に復讐したと話す。

牛尾は晴美の異変に気付く。事件当日、ケーキの袋を持っていたが、兄の家に行く前に寄った本屋ではその袋を持ってなかった。本人はコインロッカーに入れたというが。。。怪しい。

牛尾は、本星は、伊庭悌二(尾美としのり)だと断定する。晴美は父の犯行だと気づいている、だが自分は共犯者になると覚悟を決めたにちがいない。

崇彦の死体を発見したとき、ケーキの袋が遺体のそばにあり、晴美は自分のために買ってくれたとそれを抱きしめていた。しかし牛尾から冷蔵庫にもそのケーキがあったと聞き、ケーキを2つ買うわけがない。ケーキを知っているのは父と母、必然的に父親だと分かった晴美は共犯になろうとした。

悌二は二度も裏切られていた

伊庭悌二は、牛尾に話し出す。21年前、頼子が産んだ子が市野社長の子であることDNA鑑定までしていた。悌二の市野に対する復讐は、立派に育てることだった。教育、しつけに人一倍厳しくした。そのかいがあり、崇彦は立派に育った。市野に勝ったと思ったが、6か月前、崇彦が市野の会社に就職したことを知った。

そして市野はDNA鑑定書をもって自分の息子として引き取りたいと言ってきた。しかし崇彦は、2年前、市野の息子から自分の出生の秘密を聞いていた。

晴美から、崇彦が、「面白いものを見せてやるから来い。それを見たら最初はケタケタ笑うだろうけど、最後は必ず泣く」と言っていたことを聞いて、DNA鑑定書を見せようとしていると思った。そして崇彦に会いにいくと口論になってしまい、揉み合いになったときに崇彦が階段から転げ落ちてしまった。

しかし牛尾は嘘の供述だと分かる。晴美もまた、市野が父親だった。

崇彦が晴美にみせようとしていたおもしろものとは、冷蔵庫にあったケーキのことだと思う。

崇彦は市野に、「晴美も自分も父親は1人しかない。思い出を共有している伊庭しかない。八王子に帰るつもりだ。家を建てる約束をしている。」

2人は本当のことを話せないまま、すれ違ってしまった。

 

牛尾の妻・澄江は6か月前に亡くなっていた。過去の回想・・・・

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森村誠一 終着駅シリーズ『停年のない殺意』キャスト

牛尾正直…………片岡鶴太郎

伊庭悌二…………尾美としのり

伊庭頼子…………七瀬なつみ

伊庭崇彦…………堀井新太

伊庭晴美…………山谷花純

大上刑事…………東根作寿英

山路刑事…………徳井 優

坂本課長…………秋野太作

市野清明…………国広富之

森村誠一 終着駅シリーズ『停年のない殺意』感想

このドラマは、牛尾刑事の妻・澄江(岡江久美子)さんが亡くなられた後に収録が始まったそうです。片岡鶴太郎の後ろ髪が長いのがとても気になってしまいました(笑)

ドラマの一番最後に岡江久美子さんの遺影と笑顔があってやっぱりモーさんの奥さんは澄江時間いないですよね。

それにしても今回の事件、一番許せないと思ったのが妻の頼子です。息子と娘が両方とも不倫相手の子どもだったなんて。そして崇彦が亡くなった日、頼子と市野は同じ別荘にいたということは、ずっと不倫していたことになりますよね。あまりにも夫の悌二が悲惨すぎる。でも子供たち2人は悌二のことを想っているので、お互い真実を打ち明けていればよかったと思うのですが、言えないですよね。。。。

なんか悲しい事件でした。。。この終着駅シリーズはいつも犯人の哀愁を感じて終わるんですよね。。

牛尾刑事も澄江がいなくて寂しいと思いますが、また次回作も期待してます。。。。

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