やっと放送されますね。当初は2020年4月27日(月) から放送予定でしたが、延期されてまして、ようやく、6月8日(月)夜8:00〜9:54から新シリーズ「新・信濃のコロンボ 追分殺人事件」のあらすじとネタバレになります。
第一印象は「若返った」それにつきますね。
私が知っているこの信濃のコロンボシリーズは、中村梅雀さんなんです。それで東京の警視庁の岡部は最近だと高橋克典さんでした。でも今回はなんと世代交代が行われ、コロンボが伊藤淳史さんで、岡部が三浦貴大さん、そして梅雀さんはコロンボの上司のようです。
信濃のコロンボの2時間ドラマは、ざっくり説明すると長野県警に自称「コロンボ」こと竹村岩男刑事が事件を解決していきます。コロンボといえば、茶色コートということで、ゲン担ぎでいつも同じコート着ているんです。刑事の勘は本物。そして事件はかならず東京でも発生して竹村が懇意にしている警視庁・岡部と一緒に捜査して両方とも事件を解決していくのです。
伊藤淳史さん演じるコロンボも見事に事件を解決しました。
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信濃のコロンボ・あらすじ・ネタバレ
軽井沢・信濃追分の雑貨店の軒先で死体が発見され、「困ったな」が口癖の“信濃のコロンボ”こと長野県警捜査一課の警部・竹村岩男(伊藤淳史)は現場へ急行する。
被害者は身元不明の初老の男(山上賢治)。ドアにもたれ掛かるように絶命していたが、第一発見者の店主・丸岡一枝(篠原ゆき子)は男に見覚えがないという。しかし一枝は2度、知らないと証言することに竹村は違和感を感じる。また飼っている犬(コタロー)は知らない人だと吠えるが、昨夜は吠えなかった。
竹村がよく行く蕎麦屋で被害者が「追分文化シンポジウムはどこですか?」と尋ねてきたのがわかった。シンポジウムのアンケートから指紋を照合しヒットするが、アンケート用紙には名前がなかった。
竹村は、やはり犬が吠えなかったのはおかしいとして第一発見者の丸岡一枝の身辺を調べることにした。一枝の自宅にいくと人形作家の谷田(国生さゆり)がいた。魔女人形をつくってお店で販売している関係だった。
東京・本郷追分で身元不明の殺人事件
さらに事件から4日目。今度は東京・本郷追分の「八百屋お七の墓」前に初老の男(ホリベン)の絞殺体が。警視庁のキレ者・岡部が捜査にあたるが、やはり被害者の身元がわからない。しかし追分節にこだわっていたらしい。
“追分”という共通点に加え、一枝の実家が本郷追分の現場近くにあることが判明。関連性を疑った竹村と東京にいく。事件現場は、丸岡一枝の自宅に近くだった。父親に話を聞くが娘が軽井沢でお店を出していることに反対だった。近くの骨とう品から話をきくとやはり娘と言い争いをしていた。
東京の被害者も長野の追分シンポジウムに来ていたことがわかった。しかし名前が分からない。
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2つの事件の被害者の身元がわかる
北海道から親族の結婚式に来ていた秋山が、信濃追分の被害者が知り合いだと名乗りでた。桑江仲男という男で江刺金属で働いていた。20年勤めていた会社をいきなり解雇させられていた。「俺は二度社会に捨てられた」と言っていた。しかし今年初めに軽井沢のシンポジウムに行ってからご機嫌だった。「追分節をやっていてよかった」と言っていた。
桑江は江差の追分節同好会に入っていた。そのサイトで5年前の山登り記念写真に、東京の本郷追分で亡くなった安原と一緒に写真に写っていた。
第三の殺人事件が発生
長野大橋で被害者は小西勝男・大工、被害者と一緒に歩いているサラリーマン風の男性が目撃されていた。近くのコンビニの防犯カメラで稲垣太一がヒットした。
北海道からきた秋山は、寺沢(竹村の相棒)の魔女の携帯ストラップをみて同じような人形のデザインを桑江の家にあったと証言。インターネットで一枝の家から購入していた。人形作家の谷田恵美さんが重要なカギを握っているに違いない。恵美は夕張に住んでいた。7歳のとき父親は夕張炭鉱で亡くなっていた。弟の幸男は当時5歳、恵美は高校中退して札幌のクラブで働いた。幸男は「あの人についていく」と言って家を出ていった。
もしものときに身代わりになってくれる。人形作りは祈りだった。
NPO法人代表永井は、夕張炭鉱の出身
本郷追分の被害者安原とよくバーで飲んでいた稲垣太一は、長野大橋の殺人事件の近くで目撃された人物とよく似ていた。長野県警が取り調べを行う。
隣の骨とう品お店・三叉路にきていた大工から譲り受けたコタロウは実家のときから飼っていた。その大工が長野大橋の被害者小西勝だった。また三叉路に稲垣太一も出入りしていたことがわかった。
国立病院で亡くなった看護婦の労災をもとめるNPO法人・ブルーカナリア代表・永井満良は、三叉路の社長であり、夕張出身だった。すべては39年前の事故が発端だった。
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三叉路は大麻を販売するための隠れみの
大麻取締法違反の疑いで三叉路を家宅捜査する。樹脂製の大麻がみつかった。国と組織の理不尽さを思い知った。仲間と遺族を詳して食わしていくために薬に手をだした。NPO法人を運営するための資金源だった。
桑江がはじめて面会にきた日、裏稼業を知って警察に訴えると言った。永井は仏像で殴ってしまった。その遺体をなぜ本郷追分に遺棄したのか?永井は「すべて自分がやりました」というが、竹原は「嘘は認めません!!」
稲垣太一も夕張炭鉱の被害者の遺族であり、大学まで行かせてくれたのが永井だった。大工の小西は永井を脅したため殺害した。
魔女人形の恵美の弟・幸男
18歳のときに永井についていった。幸雄が桑江の死体の処理をしていた。仕事を始めるまえに長野・軽井沢に行きたかったんだろうと思って、車で軽井沢に向かったところ、魔女人形をみかけた。そこが姉の店かわからなかったが、ここにおこうと思った。ここに遺体をおけば姉さんが気づくかもしれない。
桑江を東京で働こうと誘ったのは安原だった。安原に桑江が死んだことを伝えると、「いくら永井さんだろうと許せない」幸雄は永井を守るために殺害した。
俺のために姉ちゃんに苦労かけたくなかった。幸雄の携帯ストラップは魔女人形だった。
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信濃のコロンボ・メインキャスト
竹村岩男(伊藤淳史)
岡部(三浦貴大)
竹村の妻(美村理江)
大森修治(中村梅雀)
信濃のコロンボ・感想
最初は若返りに違和感というか慣れなかったのですが、ドラマが進んでいくと竹村コロンボ演じる伊藤淳史さんに引き込まれていきました。奥様もお若く・・・
東京のコロンボの岡部刑事を演じた三浦貴大さんはすごい静かなイメージでセリフは少な目だったような気がします。岡部刑事はバリバリ感がすごい、竹村警部にも引けをとらない感じだったのでそこが少し残念でした。
追分・分かれ道、人生はいつも追分だらけですね。
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