【おかしな刑事・京都スペシャル感想】裸婦の絵の秘密を科捜研が暴く

単発スペシャル

おかしな刑事は、いつもは東京・下町の北区王子を舞台にしてますが、今回は有給休暇で京都を訪れていた鴨志田刑事(伊東四朗)が殺人事件に遭遇、ほぼ全編が京都で撮影されたそうです。17年にわたる番組の歴史の中で、京都が舞台となるのは初ですね。

このドラマは、主人公の鴨志田刑事は警視庁東王子署の警部補。別れた妻との間にもうけた娘・岡崎真実(羽田美智子)は警察庁刑事局のエリート警視だが、鴨志田と真実が実の親子だということは、2人の職場の人間は誰も知らないという設定です。

 

 

 

 

 

 

さて今回の京都サスペンスは大沼櫂(オオヌマカイ)という京都出身の日本人画家が京都で展覧会を開くことが発端となり2つの殺人事件が発生します。

お風呂の石鹸を20円で売るようなケチな関西の実業家河北龍之介(里見浩太朗)と鴨志田刑事(伊東四朗)とのやりとりは日本のレジェンド俳優同志ですが、1歳しか違わないそうです。さすがに2人の演技は圧巻で見応えがありました。

また鴨志田さんが太秦の映画村で「怖い顔」でスカウトされ時代劇のかつらをかぶらされて、さらに怖い顔の演技をするのはとても面白かったし、最後まで飽きることがなかったです。

エンディングは長い片思いがhappy endで終わるのですが、最後の最後まで細部にわたり、丁寧に作られていた2時間ドラマだったと感じました。

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あらすじ

約40年前に引退した元大女優・東蘭子(雪代敬子)が、自宅で遺体となって発見される。

高価なアンティーク時計(時価200万円)が盗まれていたため、所轄署の刑事・柏木恒(加藤虎ノ介)らは強盗殺人を疑うが、真実(羽田美智子)は現場の状況から強盗は偽装だと直感した。犯人が侵入したと思われる勝手口の戸のガラスが家のなかから外へ飛び散っていたからだ。

蘭子の家に飾られていた、若き日の大沼の作品らしき絵画に着目する。

裸体の女性の絵画だった。

事件の1週間前、蘭子の甥・邦彦(村上コウキ)が「もしかして大沼櫂の作品かも」と写真をSNSに投稿していたことから、真実は絵を盗みに入った犯人が蘭子と鉢合わせして殺害に至ったのではないかと考えたのだ。

大沼櫂は、京都の現代日本人画家で里帰り展覧会を京都で開催する。側近にはキュレーター(美術の専門知識をもっているイベントの学芸誌)の水村まりえがついていた。

鴨志田さんは観光で太秦映画村へ

 

 

 

 

 

鴨志田さんは観光で太秦映画村へいき、そこで「怖い顔」を探していた関係者からスカウトされる。

そこで30年前に引退した大女優 東蘭子の訃報がとどいた。

凶器は主演女優賞をったトロフィーであり、捜査本部はまず蘭子の甥、東邦彦を疑った。邦彦は犯行時刻、女と一緒にいたといったが、アリバイは嘘だった。そしてマンションから札束が入ったバッグをもって逃げていく邦彦がカメラに映っていた。

邦彦は大学下宿先の東京・王子へ逃げる。

蘭子殺しの甥が東京に逃げたとして王子東署に連絡があった。

邦彦は学生時代、王子に下宿していたからだ。聞き込みをしていくと、邦彦は王子界隈で評判が悪かった。

そんな最中、東王子署管内で邦彦が刺殺された。ポケットには、王子駅前のコインロッカーのカギがあり、ロッカーから1億円が入ったバッグがみつかった。

犯人は、邦彦に1億円払ったのに、蘭子に家にあった絵は盗めなかったことに腹を立て刺したのではないか?

鴨志田の宿泊先の女将は美術品窃盗グループの一員だった

鴨志田の宿泊先の女将、夏井寧子(あめのくみこ)は、20年前、美術品窃盗グループの一員だった。真実が今回の闇ルート捜査でみていた事件捜査の資料にのっていた。女将を逮捕したのが鴨志田刑事だった。

女将は、河北龍之介に依頼され、贋作の達人(マキ)に東蘭子の家にあった大沼の妻の絵を1000万円で書くよう依頼する。マキの絵にはカメラに映らないところに「ま」とサインしていた。

そのサインが鴨志田さんが映画村でサインをもらった画家と同じだった。

また、龍之介は女将の旅館「古毬館」のオーナーでもあった。

王子東署の捜査で1億円が入っていたスポーツバックを売ったお店がみつかり、防犯カメラをみると龍之介だった。龍之介の会社に家宅捜査に入る。

 

龍之介は大沼ようこの絵を集めていた

 

 

 

 

 

龍之介の会長室の隠し部屋に大沼が書いた妻のようこの絵が辺り一面に飾られていた。

龍之介とようこは同郷であり、高校の同級生で一緒に京都に出てきていた。

手も握ったことがない淡い関係だった。龍之介は大学を卒業をしていたらプロポーズしようとしたが、ようこは大沼の嫁になった。

あるとき龍之介は質屋で1枚の絵をみつけた。ようこの裸体画だった。売れなかった大沼はようこの裸体画を描いて売っていたのだった。

そして、フランスに渡った2人だったが、ようこは、精神を病んで自殺した。

龍之介はようこを自分だけのものしたかった。そのため絵を集めていた。

東蘭子の事件があったとき、邦彦から絵を買ったのは龍之介だが殺人には関与してなかった。

邦彦が殺されたとき、龍之介は3日3晩買い取った絵とともに大阪のホテルにいた。

何かを訴えている絵だ思った。

 

ようこは大村からDVをうけていた

 

 

 

 

 

 

王子東署は、東邦彦の後をつけている犯人を見つけるが、龍之介ではなく大村の側近であるキュレーターの水村まりえだった。。。

 

鴨志田は科捜研の所長に依頼し絵の鑑定をしてもらう。

その結果、絵は何重にも塗り替えられており、下絵を赤外線でみると、絵のモデルはDVをうけていたことが判明した。背中や顔にたくさんの傷跡があった。何重にも肌色を塗り直していた。

ようこはその絵をもって大沼の元を去った。しかしその絵が、40年ぶりに出てきて東蘭子の家にあったのだ。

犯人は水村まりえ(大村の側近のキュレーター)

 

 

 

 

 

 

大村のキュレーターだった水村まりえは、大沼からSNSにのっていた絵は、DVをした奥さんの体を書いた絵だと打ち明けられていた。

その絵がなぜ東蘭子の家にあったのか聞きにいくために、まりえは蘭子の家に行ったのだった。

殺人の動機を、

「私は、オオヌマカイの研究者第1人者。妻にDVしていたなんて世間にしられたらオオヌマカイは終わる。夫婦愛が売りだったのにDVの絵なんて誰が買うのよ!ばかやろう」

自分の保身のために2人を殺したのだった。

東蘭子の家にあったようこの絵は、本物だった。その本物を盗んだのは邦彦であり、本物の代わりにニセモノの絵を用意したのは龍之介だった。

邦彦は絵を盗んだあと、その偽物を置いた。そして、まりえが家に入っていくのを見ていたのだった。

邦彦はまりえと東京王子で落ち合い話し合おうといったが、まりえは話し合う気などなく、殺したのだった。

大村の奥さん・ようこは生きていた。

 

 

 

 

 

 

なんとようこは、東蘭子の家政婦だったのだ。

自殺したようにみせかけて帰国していたのだった。鴨志田は龍之介に伝える。

ようこは、同じ京都にいながら生きていることを龍之介に知らせてなかった。

龍之介は会いに行く。

「この空の下で生きていてくれた。」とヨウコに伝える。

最後の夜は綾小路家に舞子が踊って締めくくり。

登場人物

 

 

 

 

鴨志田新一(伊東四朗)

 

 

 

 

岡崎真実(羽田美智子)

 

 

 

 

武井昭一(正名僕蔵)

 

 

 

 

坂下純次(小倉久寛)

 

 

 

 

姉小路和子(松金よね子)

 

 

 

 

大沼 櫂(大石吾朗)

 

 

 

 

夏井寧子(あめくみちこ)

 

 

 

 

柏木 恒(加藤虎ノ介)

 

 

 

 

河北龍之介(里見浩太朗)

まとめ・感想

今回の2時間ドラマはとても豪華なゲスト、舞台でした。鴨志田さんも京都にいながらも、事件に巻き込まれますが、しっかり事件を追っていきます。

今回のドラマは1つ1つの演出がすごく丁寧に作りこまれていると思いました。真実と柏木刑事の恋が芽生えるの?とか、40年前の同級生同志の淡い恋や、鴨志田さんが逮捕した女性の旅館とか、すべてつながっているのですが、ストーリの展開はわざとらしくなく、あっという間の2時間でした。

やっぱり鴨志田さんの時代劇の姿があまりにも似合っていてさすが!ですね。

”銭形平次”のようでした。

 

 

 

 

 

 

あとオオヌマカイを演じたはこちらの大石吾郎さんですが、劇中の画家オオヌマカイはまったく違いましたね。すごい変身っぷりでびっくりしました。

やっぱり、刑事ドラマやサスペンスは京都が舞台になることが多いですよね。

それは東映と松竹の撮影所あるのと、撮影許可がおりやすく、市町村も住民も協力的だそうです。

京都が舞台だと情景も最高ですもんね。姉小路の本家の庭は見事でした。

今回の2時間サスペンスはすべてにおいて最高でした。

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