2020年9月7日(月)嫌われものの監察官/音無一六のあらすじとネタバレになります。
親が離婚しそれぞれ別々で生きてきた一六と二六がいまは一緒に暮らしています。全然似ても似つかないのですが同じ親から生まれているという設定です。一六は警察の監察官、二六はタクシーの運転手の設定です。
警察は不倫も監察処分の対象のようです。不倫は少なからずウソが混じるため、捜査する上で嘘があってはいけないから。という予防も含めて監察対象にしているそうです。
今回のサスペンスは二六が過去に観察処分した男の復讐でした。二六は大事な部下を殺害されてしまいます。とても壮絶な話でした。詳しくはネタバレ記事をご覧ください。
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嫌われ監察官・音無一六・炎上の裏の真実・ネタバレ・感想
警察内部の不正を徹底的に取り締まる監察官の音無一六(小日向文世)は、部下の監察官・飯島多香子(佐藤めぐみ)の成長を誇らしく思っていた。
しかし、多香子は同期の刑事・津田政樹(赤川千尋)と共に不倫現場と思われる場所で刺殺される。多香子の夫・飯島和也(笠原秀幸)を逮捕するが、和也は殺害を否認する。二人は別居していた。
多香子と津田は共に麻薬密売の警察官Xを追っていた
一方、警視庁警務部長の千住遼子(田中美佐子)は、多香子から「麻薬密輸組織へ情報漏洩していたことを津田から打ち明けられた」との報告を受けていた。多香子は津田と共に、警察内部で麻薬密売に関わる『警察官X』の正体を追っていたという。
だが世間では「警察官同士の不倫の末、夫に殺害された」と炎上し、警察に批判が殺到。そんな中、一六と同居するタクシー運転手の弟・万丈二六(遠藤憲一)が事件当日に多香子から乗車予約を受け、無断でキャンセルされていたことが関係あるのか。
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一六の監察監査が始まる
一六は湾岸東署に監察監査に入る。捜査員とともに多香子と津田の捜査に立ち会う。
そんな中、多香子と最後の晩に食事したレストランで疑似デートしていた時に知り合った阿久津恵理から呼び出される。レストランで一緒にいたストーカーに追われていることを相談される。
飯島監察官の自宅を捜査したところ、何者かが何かを探していた痕跡があった。棚にあったパワーストーンが順番に並んでいなかった。集めた誕生石を適当に置くわけない。しかし飯島監察官が麻薬組織の証拠を集めていたデータは見つからなかった。
再度一六は、殺害場所に捜査すると、ベッド脇のライトから血痕を見つける。その血痕は被害者と多香子の夫・和也のものではなかった。事件当時もう1人の存在が浮かぶ。
多香子は証拠を二六のジャケットに入れておいた
二六はジャケットに入っていたSDカードをようやく見つける。これは多佳子が殺害される前に、予約していた二六のタクシーの中に置きぱなっしにされていたジャケットに隠したものだった。
二六はその画像をみてすぐに一六に電話をする。二六にそのデータをもって公園で会う約束したが、二六はスタンガンで襲われSDカードを奪われてしまった。
ライトの血痕は、組対の武藤純一とDNAが一致した。しかし武藤は自殺してしまった。
遺書には飯島監察官と津田刑事を殺害したのは自分であり、自分は飯島監察官と不倫をしており、津田と仲良くなったのが気に入らなかったために殺害した。と書いてあった。
一六はとうてい信じられなかった。しかし筆跡は武藤だった。
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阿久津恵理の正体
刑事部は被疑者死亡で終わりにしようとしていた。しかし千住はあと1週間時間ほしいと刑事部長に伝えるが、3日間しかもらえなかった。
そんな中、飯島和也がSNSでの誹謗中傷により自殺を図った。二六が発見した。
武藤の自殺も偽造かもしれない。一六はもう一度捜査をやり直す。
千住刑務部長が過去、監察捜査でクビにした警察官がいた。詐欺事件で押収したお金が盗まれた事件があり、千住は徹底的に捜査し逮捕した。しかし1年も経たないうちに自殺してしまった。
その警察官は、阿久津義和。阿久津には妹がいた。それが恵理だった。恵理は、10年前兄借金を背負い、風俗で働くところまで追い込まれた。しかしその後借金は完済されていた。
一六は恵理に会いにいく。
手がかりはドウモイK
服役中の神永真二に一六は会いにいく。神永はドウモイ酸を使った毒で、神経毒の存在があることを分かっていた。その毒は名付けてドウモイK。見当識障害を引き起こすことが実験で分かっていた。
阿久津恵理には共犯者がいた。その男が毒をつくり今回の事件を引き起こしたに違いない。
一体だれが神永からドウモイKをもらったのか?
一六は、思い出す。それは山崎明洋に違いない。元警察官、薬学部卒業後、複数の女性と不倫して一六が監察で摘発した。彼は自分を恨んでいるに違いない。間違えなく犯人は山崎明洋だ!
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一六は田宮ヒロトが山崎明弘だと証明
飯島監察官は事件現場にも証拠を残したにちがいない!一六は二六のタクシーで現場に向かう。
それは恵理と真犯人を呼び出す罠だった。
思っていた通り事件現場に恵理が現れた。恵理は二六に渡したぬいぐるみに盗聴器をしのばせていたのを知っていたため、利用していた。
殺害の実行犯は武藤刑事、しかし映像データは取り返せなかった。
恵理は好きだった仕事もクビ、婚約も破棄、闇金に追われる日々、あんたたち監査官が兄を殺した!
音無と小呂木は、恵理の兄は、妹の人生なぞ考えずにギャンブルで多額の借金があり、自分が関与した詐欺事件で押収したお金に手をつけた。それが真相だと説明する。
そこにはストーカーの田宮ヒロトがいた。田宮は麻薬密売組織を束ねている貿易会社を経営していた。しかしそもそも田宮ではない。7年前、不倫で観察処分をうけた山崎明弘だ。まったく顔が違ったが、初めてあったあのレストランで、「ちっ、ちっ、なめくさって」その口癖で思い出した。
山崎明弘逮捕
一六はもう1つあるんです。あなたが変えられなかったのが。耳です。耳紋がある。解析し照合したところ一致した。絶望した彼女に近寄れば簡単に操れると思ったんだろう。
騙しているのはお前だ、山崎。ドウモイKだ。
ドウモイKは、二六にも飲ませ、二六を襲いデータを奪った。そしてドウモイKの見当識障害の効果があるのをつかって武藤に遺書を書かせ自殺させた。
証拠は、多香子さんを連れて行こうとしたところを他車のドライブレコーダーに映っていた。それを二六が借りに行っていた。世の中には善意だってあんだぞ!
飯島監察官の名誉が守られ、和也も飯島監察官がどのように働いていたか二六が説明し、立ち直ろうとしていた。
飯島監察官は一六が上司でよかったと思う。千住刑務部長から一六に伝える。
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嫌われ監察官・音無一六・炎上の裏の真実・キャスト
音無一六…小日向文世
万丈二六…遠藤憲一
溝呂木三花…堀内敬子
阿久津恵里…紺野まひる
飯島多香子…佐藤めぐみ
飯島和也…笠原秀幸
田宮寛人…浜田学
四堂孝文…尾美としのり
二宮満…小野武彦
千住遼子…田中美佐子
嫌われ監察官・音無一六・炎上の裏の真実・感想
SNSの誹謗中傷がたくさん出てきました。一六も二六も気にする必要なんてない、弱い人間が自分より弱い人間をみつけて追い込んでいるだけ。
でもターゲットにされた人は気にしないようにしていても目に触れれば気にしてしまいますよね。スマホを持たないのが一番!と思いますが、それだと今の世の中、色々不便だし。。。
監察官は誰よりも体も心も強くないとやっていけない、小日向文世さんの清廉潔白、綺麗好きの二六のイメージにぴったりでした。二六は口が悪いタクシー運転手って感じなので遠藤憲一さんなのかな。。本当に似てない2人(笑)
ストーリーがとてもよかったです。見応えのある2時間ドラマでした。
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