「警視庁・捜査一課長」は、ヒラ刑事から這い上がってきた“叩き上げ”の捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)と捜査員たちの奮闘を描く人気シリーズです。
2020年1月3日夜9時からのスペシャルでは、めずらしいゲスト加藤一二三さん、澤穂希さんが出演しますが、このスペシャルのキーを握っていると思われるのがジンジャーこと陣内綾役の伊藤歩さんです。
内藤剛志さんと伊藤歩さんは面識はありましたが、ドラマでの共演は初めてのようです。
事前のドラマ予告では「捜査一課長大岩のミスにより連続殺人を引き起こし、最後の事件か?」と心配な展開になりそうですが、いつものように意表をつく展開が楽しみですね。
さて内藤剛志さんといえば、数々の刑事役を演じられてますが、この”大岩純一”が一番ピタっと当てはまりますね。
「責任はオレがとる!」と言い切る質実剛健(しつじつごうけん)で正義感が強い刑事を見事に演じてます。
この刑事ドラマは、2012年からテレビ朝日の「土曜ワイド劇場」で単発で2015年まで5作放送され、連続ドラマはSeason1からSeason3まで放送されてます。2019年は単発スペシャルが6回ありました。直近では12月15日に大久保佳代子さんが出演されたスペシャルがありました。今回もとても楽しみですね。
さて、このドラマは、他刑事ドラマにはない”お約束”があるのです。ぜひこの”お約束”を覚えておいてくださいね!
- ドラマの冒頭、奇妙な一本の電話が大岩に入り、大岩の「臨場する!」から始まる
- 捜査する女性刑事は、お菓子にちなんだあだ名が登場
- 小山田管理官(山さん)がかならず捜査上重要な証拠を見つける
- 刑事部長笹川の「Very Good!です」で事件解決とてもドジだけど部下思いな刑事部長が毎回何かやらかす。
- 大岩の妻の小春との会話から現状打開のヒントを得る
1番目:ドラマの冒頭ではかならず1本の電話が大岩一課長に入り、ご遺体の特徴を表すセリフから始まります。それ事件の特徴を表していると思うのですが、とても奇妙なんです(笑)
2番目:大岩一課長と捜査する女性刑事はお菓子にちなんだあだ名がつくのですよ。過去の例だと「大福」「最中」、「ババロア」、「チョコ」ですね。
3番目:大岩が一番信頼している小山田管理官(山さん)がかならず捜査上重要な証拠を見つけます。そのため「見つけの山さん」と言われてます。いつも「この人持っている!」って思っちゃいます。
4番目:大岩の上司である刑事部長笹川(本田博太郎さん)の「Very Good!です」など、こんなおもしろい刑事部長は他のドラマでは見れません。とてもドジだけど部下思いな刑事部長が毎回何かやらかします。
5番目:大岩の妻の小春(床嶋佳子)さんとの会話から現状打開のヒントを得ています。かわいい猫ちゃん「名前:ビビ」も出てきますよ。
今回もこのお約束の4つがどの場面で出てくるのか楽しみですね。
この記事ではスペシャルドラマのゲストの紹介、あらすじ、登場人物の紹介をします。ドラマを見る前に読んでおくと2倍楽しめるはずです!
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警視庁・捜査一課長お正月スペシャルのあらすじ
2020年1月3日夜9時からテレビ朝日系列で放送されます。
冒頭、「自殺ではないと言い張る遺体が見つかった」と一本の電話が大岩に入るシーンから始まります。
① 殺されたのは8年前、強盗殺人事件で誤認逮捕された過去を持つ、元外食チェーン社長・片倉義彦(長谷川朝晴)
②被害者は廃ビルの屋上から転落死したようだが、遺体のそばに落ちていたスマートフォンに「自殺ではない。殺された」と書き残されている。
③元捜査一課刑事の“ジンジャー”こと陣内綾(伊藤歩)が現場にいた事実が判明した。
④実は、綾は片倉を8年前に誤認逮捕した張本人であり片倉の死と元刑事・綾の関係が疑われる。
⑤大岩は自らの進退をかけて、綾を捜査に加えるという前代未聞の決断を下す。
⑥ 同じころ、笹川刑事部長(本田博太郎)、小山田管理官(金田明夫)、運転担当刑事・奥野親道(塙宣之)らにも職を賭すような危機が迫っていた。
⑦捜査員たちの“最後の戦い”が描かれる。
大まかなあらすじですが、被害者は転落死ではなく殺人だったのですかね?
いったい誰が?元刑事を捜査一課に再度呼び戻すなんて大岩一課長のありえない判断がどのように事件解決につながっていくのか?
捜査一課の刑事たちが大岩一課長の指示のもと奮闘する姿が思い浮かびます。
この事件の結果はまた記事にしますね。
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警視庁・捜査一課長お正月スペシャルの驚きゲストは?
今回のスペシャルでは加藤一二三さん、澤穂希さんという、刑事ドラマに初出演される方が2人います。
2人とも本業では大変有名ですが、今回の刑事ドラマでどのような演技をするのか楽しみですね。
一方、鈴木歩さんは、直近では2019年10月から12月まで放映されたシャーロックで、刑事ですが、殺人を犯す役を演じており、とても実力のある女優さんです。
今回大岩と一緒に事件を解決するキーパーソンに違いありません。
今回のスペシャルドラマについて3人のインタビュー記事がありましたので抜粋してみました。
元の記事はこちらのナタリーの記事をご覧ください。
元警視総監役の”一二三さん”こと加藤一二三さん
大岩一課長の隣家に暮らす、元警視総監の“一二三さん”役で登場します。現在は隠居の身であり、“将棋が趣味”“愛猫家”という設定だそうでぴったりですね(笑)ドラマの劇中に実際に将棋を手合わせするシーンもあるようです。また大岩に重要なヒントを授ける場面に登場するなど、とても重要な役どころですね。
加藤一二三さんの自身の出演シーンの注目ポイントについて下記のように回答しています。
「せりふに心を込めて話しているつもりなので、みなさまにそのように受け止めてもらえれば望外の喜びです」と語り、「私の人生観は、何事も楽しく、面白く、そして深く。将棋も然りですが、このドラマもきめの細かい脚本と演出が展開しますので、楽しいし面白いし深い!
引用元:ナタリー
また出演のきっかけは、NHKのトーク番組に出演したとき、視聴者の方から「恋愛ドラマと刑事ドラマ、どちらに出てみたいですか?」という質問が来たので、「刑事ドラマで捜査一課長のような役を演じてみたい」と答えたことにあったようです。まさか元警視総監役だとは思わなかったようですよ。
そのインタビューを捜査一課長の関係者がみていたのですかね?また劇中では、大岩の妻小春と一二三んが将棋をさすシーンがあるらしく、駒音を響かせていたそうです。
内藤剛志さんが「さすがは九段! 全然、音が違いました。」と感想を述べてます。
第一発見者サッカーコーチ玉賀友代(たまが・ともよ)役の澤穂希さん
澤さんが演じるのは、殺人事件の第一発見者となるサッカーコーチ、玉賀友代(たまが・ともよ)役で、劇中では、足元に転がってきたサッカーボールを蹴るシーンもあるそうです。
遺体を発見して驚愕する場面や、大岩らに事情を聴かれて証言する場面などもあるようでセリフは長めのようですよ。
内藤剛志さんからも「世界を相手に闘った人ってやっぱりスゴイなと思いました。何事からも逃げたりせず、自分を追い詰めて集中力を高めてきた方だからこその演技でした」と大絶賛あったようです。
今回のドラマで本格的に役を演じるのは初めてだったそうです。そのためオファがあったときは大変驚いたそうです。
「実際に遺体を見た経験がないので、どう演技をしたら良いのかと難しかったですが…監督が“こういう感じでやってみてはどうですか?”と何度も教えてくださったので、自分なりに頑張って演技してみました」と持ち前のガッツで挑み、驚く表情をリアルに表現。
撮影を終えた後は、「本当に楽しかったです。図々しくも(笑)また演技したいなと思いました」と、緊張しつつも撮影を楽しんだことを明かし、「また機会があるとすれば…『警視庁・捜査一課長』に出演したいです」
引用元:ナタリー
内藤剛志さんをうならせる世界を戦った人の演技、、、どんな感じなのでしょうか?
とても楽しみですね。
ドラマ初出演の元刑事・陣内綾役の伊藤歩さん
大岩の右腕を務める元刑事・陣内綾役の伊藤歩さんは、内藤剛志さんとは今回が初出演だそうです。伊藤歩さんもよく刑事ドラマに出演されてますので意外でしたが、この方はチョイ悪の犯人に近い役柄が多いですよね。
内藤剛志さんは伊藤歩さんのことをインタビュー記事で下記のように話してます。
「もともと彼女が出演した映画を見てスゴイ女優がいるなと思っていたのですが、実際共演したらとても安定感のある女優さんで、難しい役なのに確実に演じてくださった」と大絶賛。念願の初共演を大いに喜んでいた。
引用元:ナタリー
伊藤歩さんは、今回のスペシャル番組での作品の思いを下記のように回答してます。伊藤歩さんが今回のスペシャル番組でヒロイン役に違いないですね。
「2020年は日本にとって大きな節目の年。東京が目まぐるしく変わっていく瞬間に、この『警視庁・捜査一課長』で都内のさまざまな場所が映し出されるのがみどころ。あとは一課長のやさしさによって、綾がもう一度人生を取り戻していくのも大きなみどころです」
引用元:ナタリー
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警視庁・捜査一課長を支えるメインキャスト
大岩純一(おおいわ じゅんいち)
内藤剛志
ドラマのタイトルになっている捜査一課長役。「ヒラから成りあがった捜査一課長」を謳い文句に毎回、現場に臨場しご遺体に手を合わせる一課長。
奥野親道(おくの ちかみち)
ナイツ・塙宣之
大岩からは「ブランク」というあだ名で呼ばれており、一課長の社用車の運転手役です。お菓子が得意でいつも事件が難局を迎えているとお菓子をもって関係者を励ましているとても和む役柄。
山田大介(おやまだ だいすけ)
金田明夫
警視庁捜査一課 庶務担当管理官です。「ヤマさん」と呼ばれており、捜査に関わる重要な証拠を見つけ出すことに長けており、「見つけのヤマさん」の異名を持ってます。大岩一課長の良き側近でお互いの信頼関係は毎回「こんな関係いいなあ」と思います。
天笠一馬(あまがさ かずま)
鈴木裕樹
このドラマが始まった当時は、大岩の運転手役でした、毎回の発生する事件を誰よりも大岩の一番近くでみてたまに捜査もしていました。その努力がみとめられ捜査一課の巡査部長として引き続き捜査一課長のために事件解決に奔走する約です。
笹川健志(ささがわ たけし)
本田博太郎
警視庁刑事部長役で大岩のことをとても信頼しています。時には愛のある叱咤激励したり、また、捜査のヒントを伝えることがあります。事件が解決すると決まって「大岩純一捜査一課長!ベリーグッドです」とフルネームで呼んで褒めたたえます。
大岩小春(おおいわ こはる)
床嶋佳子
重責を担う夫を支える良き妻役で愛ネコビビとともに夫の大岩をいつも家で待っている。大岩が捜査の合間に自宅に戻って小春さんと話している会話の中に事件解決のヒントとなることがよくあって「小春、ありがとう!」といって捜査に戻る大岩がいつも晴れやかです。
2人には、20年前に病気で亡くした1人娘春菜ちゃんがいます。月命日に必ず娘の好物だったカレーライスとプリンを食します。そしてたまに春菜ちゃんの感謝の言葉とかを話していたりして、この自宅シーンは大岩がとても安堵していることが分かります。
まとめ
内藤剛志さんは、この正月スペシャルに対してのインタビューで下記のように答えています。
いつも捜査一課長では大岩を取り巻く仲間が事件解決にむけて全力をつくしています。
「“仲間はいいぞ”という大岩のセリフがあるのですが、それがすべて」と2020年へのメッセージを込めたことを告白。
今回のドラマでは大岩の最後の事件になるかもしれないという前振りがあります。
厳しい状況でも絶対に逃げない一課長:大岩はどのようにして形勢を逆転していくのか、楽しみですね。
余談ですが、現在、テレビ朝日で1年の長期スパンで科捜研の女が放映されてますが、ここでは内藤剛さんと金田明夫さんの役どころが逆転します。上司が金田明夫さん部下が内藤剛志さんなんです。
両方のドラマともに刑事ドラマですので一瞬、上司と部下が逆転している変な感じもしますがそれも見ていて楽しいですよ!
それでは1月3日夜9時からのスペシャルを楽しみましょうね!
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