2月23日(日)夜21時から放送の山村美紗サスペンス・狩矢父娘シリーズ20作記念~京都俳句ツアー殺人事件が放送されました。この記事はあらすじ・ネタバレと感想になります。
狩谷父娘シリーズも今回で記念すべき20作目になるそうです。
久しぶりの新作でしたが、和美&夏目君のカップルは最強にお似合いでした。和美はまたも無茶して犯人捜ししますが、お父さんよりも早く犯人を捕まえました。
夏目君こと原田龍二さんですが、スナックで女性に囲まれたりして、ゲス不倫したネタっぽいところがありましたが演出ですかね。。
あと劇中、いろいろな人が、謎解きを「俳句」にしていたのが面白かったです。この狩谷父娘シリーズはテンポが心地よく(早くも遅くもない)、今回はそこにダジャレのような俳句が盛沢山でしたのでとても楽しかったです。
このシリーズは京都が舞台なのですが、今回もテレビでたくさん京都観光できました。野宮神社の縁切り神社で縁切り対人の名前を書くとか、保津峡も緑がすごい綺麗でしたね。
藤谷美紀さん46歳に見えないです。すごい綺麗でかわいくて細くて・・・。
また新作楽しみにしたいです。
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狩矢父娘シリーズ~京都俳句ツアー殺人事件・あらすじ
京都府警捜査一課・狩矢警部(田村亮)の娘・和美(藤谷美紀)は、編集プロダクション『唐竹企画』の記者兼カメラマン。夏目利彦(原田龍二)という『京日新聞』記者の恋人がいる。
『唐竹企画』の社長・山野美野里(山村紅葉)に命じられ、和美は“京都縁結びツアー”に同行取材することになった。
そのツアーとはブライダル会社社長・鈴原敦八(瀬川亮)と京日新聞社が共同主催するもので、“ベストカップル”として知られる人気女優・小野茉莉絵(佐藤藍子)と映画監督・一条彰(岡雅史)夫妻をゲストに迎え、縁結びのパワースポットをめぐるという企画だった。
大学准教授・伏見京一(岡田浩暉)による“恋の俳句レッスン”が盛り込まれているのも話題で、伏見に俳句を習っているという女性・伊藤八重子(藤吉久美子)や、クラブホステスの明石小雪(仲村瑠璃亜)らが参加。茉莉絵のお気に入りらしい一条の助監督・久米圭太(上地慶)もやって来た。
途中からは先輩記者のピンチヒッターとして夏目も同行することになったが、2人は茉莉絵が夫の一条にしなだれかかりながらも、こっそり久米の手を握っているところを目撃。
ほかにも、和美は小雪が一条に嫌味をぶつける場面にも遭遇しており、ツアーにはどこか不穏な空気が漂っていた。
俳句レッスン中に不気味な句が読まれる
さらに微妙な空気が流れたのは、俳句レッスンの講評時だった。
参加者が思い思いに詠んだ恋の句を伏見が講評していたのだが、『保津狭(ほずきょう)の血に染まりたる百日紅(さるすべり)』という句が詠みあげられたとたん、一条が激しい動揺を見せたのだ。
しかも、伏見がその不気味な句の作者を聞いても、名乗りをあげる者は誰もいなかった、いったい誰が?
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映画監督・一条彰が崖から転落死
その直後、散策中だったはずの一条が崖から転落死!手作りの青いお守りをもっていた。
事件直前、和美たちは一条が「おまえの仕業だろ!いい加減にしろよ、このストーカー」と怒鳴る声を耳にしていたが、相手が誰なのかはわからなかった。
現場に駆け付けた狩矢警部は、またしても和美と夏目が第一発見者だと聞いてあきれるが、現場の状況からツアー参加者の中に犯人がいるとにらんで捜査を開始する。
事件当時、1人で散策していてアリバイがいない人は5人いた。伏見京一、伊藤八重子、小雪、茉莉絵、久米
茉莉絵に話をきくため、和美は忍者姿で撮影場に潜入
夫婦仲が冷め切っていた茉莉絵を直撃すべく、映画の撮影所に潜入! そこで縁結びツアー参加者のひとり、八重子と再会する。
茉莉絵は、一条はかつては女性に人気があった。情熱的な目で映画の話をしていたが、いまはまったくそんな片鱗がなくなったと話す。
一条と麻利絵は格差婚で有名だった。一条は当時、付き合っていた女性がいたが、茉莉絵と結婚した。
八重子は元芸妓で定食店を営む
元芸妓の八重子は現在、定食店を営んでおり、撮影所に出前を届けにきている。
和美は、一条が言っていたストーカーについて八重子に確認するが知らないふりをする。
小雪が伏見先生を脅していた事実がわかった。
和美は、洛西大学の伏見先生に会いにいく、伏見は撮影所で俳句の監修をしていた。
伏見は辞世の句の研究をしていた。時制の句は、死ぬ前の最後のメッセージになる。
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2年前、川本結依が保津峡で転落死
一条が茉莉絵と結婚する前に付き合っていた恋人が川本結依だった。
結依は八重子のことお母さんのように慕っており何でも相談していた。
由依は伏見からストーカーのようにつきまとわれていて八重子に相談していた。
伏見は自分の気持ちを俳句にしてその俳句が書いてある札を由依にいつも渡していた。
趣味の俳句をつくるために保津峡にいったが、足を踏み外し転落死していた。
撮影所の楽屋で密室殺人が発生・伏見が毒殺
伏見が見当たらない。401号室の部屋から携帯の音が聞こえる。管理室から鍵をもらってくる。
伏見は殺されていた。毒殺だった。午後1時から3時まで伏見の姿は見かけた人はいなかった。しかし部屋の中から鍵がしまっており、楽屋の部屋の窓はすべて閉じっており、密室だった。
和美は伏見書いたとされるが辞世の句がおかしいと気づく。いまは夏なのに季語が秋になっている。またあの有名な良寛の句なのに、札の後ろに自分の名前を入れるのが伏見の習わしなのに、何も書いてなかった。
しかし札に書かれている筆跡は伏見で間違いない。
伏見の自宅を家宅捜査したところ、部屋中に川本結依の写真がびっちり貼ってあった。さらに小雪に20万円振り込んでいたことがわかった。小雪に確認すると口止め料だった。
小雪と由依は、親友同士だった。伏見がストーカーしていたことを知っていた。
由依は児童養護施設で育った
児童養護施設にいたお兄ちゃんを慕っていた由依。お兄ちゃんが持っていたお守りは母親にもたされていた。そのお守りを欲しがった由依のために手作りでお守りを作った。
そのお兄ちゃんがブライダル会社の社長・鈴本和也だった。
崖から転落した一条が持っていたお守りに、血がついていた。
その血は、川本由依だった。
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川本由依の命日に保津峡に鈴本和也は現れる
保津峡にいく和美、今日は川本由依の命日。鈴本和也は保津峡に必ずくる。
ツアー中に『保津狭(ほずきょう)の血に染まりたる百日紅(さるすべり)』俳句をつくったのは和也だった。犯人への挑戦状、それが一条だとわかり、一条を崖から突き落とした。
しかし由依は即死ではなく転落したあとしばらくは生きていた。
もっと早く捜索していれば助かったかもしれない。なぜすぐに助けを呼ばなかったんだ?と和也は一条と揉み合いになり一条は崖から落ちてしまった。
それを見ていたのが伏見だった。伏見は自分が由依の仇をとりたかった。伏見はストーカーだった。和也は伏見に毒を飲ませた。
伏見が亡くなったときの鍵トリックは八重子だった
和也は、伏見を毒殺したが、鍵のトリックをつかったアリバイ作りはしてなかった。
夏目君が、「そのトリックをしたのは八重子さんしかない。あなたは出前をしているため、撮影所の控えの鍵を任せられている。伏見の遺書を打ち込み、辞世の句をつくり、鍵を差し替え、密室をつくり自殺に見せかけた」
犯人が和也だと分からないように細工をしたのだった。
それは八重子が産みの母親だったから。
一生名乗るつもりはなかった。由依ちゃんが巡り合わせてくれた。
貴方たち親子が縁を結び直すことをねがっていた。
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狩矢父娘シリーズ~京都俳句ツアー殺人事件・登場人物紹介
狩矢和美(藤谷美紀)
編集プロダクション『唐竹企画』の記者兼カメラマン。父親からいつも止められるが恋人の夏目君と犯人捜しをしてしまう。
夏目利彦(原田龍二)
『京日新聞』記者で和美の恋人。和美の尻に敷かれているタイプだが、和美と一緒に犯人捜しをしてしまう。和美の父親の狩谷警部に早く結婚しろとせがまれている。
山野美野里(山村紅葉)
編集プロダクション『唐竹企画』の社長で和美のよき理解者
中山清志(渋谷天外)
編集プロダクション『唐竹企画』の社長の旦那様で料理がお上手
狩矢澄江(中野良子)
和美の母親で夫と和美を支えている、癒し系
狩矢警部(田村 亮)
和美の父親で早く結婚しろと和美と夏目をいつも督促している。警部だがお茶目な人
ゲスト
伊藤八重子(藤吉久美子)
鈴原敦八(瀬川 亮)
小野茉莉絵(佐藤藍子)
伏見京一(岡田浩暉)
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狩矢父娘シリーズ~京都俳句ツアー殺人事件・感想
どうですか?すごいお似合いでしょ?
『するする詐欺』これは、和美と夏目君が結婚式をするするといって中々しないことを指します。でも劇中、結婚式場のデモとか、リハーサルとかで、和美と夏目君はウェディングとモーニング姿になるのですよ。劇中でも本番ではないので、和美のお父さんはいつも騙されてしまうのですね。今回も同じようなシーンがありました。今回は、撮影所で、コマーシャルの撮影で頼んでいたモデルが日にちを間違えてこれなかったので代役でコマーシャルに出たらしいです。(コマーシャルになってません)。
今回も和美はツアーで発生した事件を夏目君と協力して解決しました。サスペンスですが今回は俳句で謎解きしながら犯人を探していくのは楽しい展開でした。
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