2020年8月24日(月)夜8時「警視庁遺失物捜査ファイル」のあらすじとネタバレになります。
遺失物センターのひそか役が貫地谷しほりさんです。遺失物にたくさん話しかけるシーンはそんな人いるの?って思ってしまいますが、愛情かけて遺失物がちゃんと持ち主に返すということに意味があるのだと伝わってきました。”モノ”を大事にしないといけないですね。
東京都内だけで、年間400万件以上の落とし物、忘れ物が発生しているそうです。(警視庁発表2019年)落とし主が現れない遺失物を取り扱い管理する“警視庁遺失物センター”を舞台とする異色のオリジナル刑事ドラマです。
でも本格的サスペンスで、犯人は最後まで分かりにくかったです。詳しくはネタバレ記事をご覧ください。
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警視庁遺失物捜査ファイル・あらすじ・ネタバレ
鈴村ヒソカ(貫地谷しほり)が働く警視庁遺失物センターに元捜査一課の山之内三郎(松重豊)が赴任してくる。鈴村ヒソカは落とし物に話しかけて、答えてくれるまで聞き、落ち主がわかったら届けてしまう変わり者。
警備員の野崎が刺殺される
ある日、警備員の野崎幸久(吉田宗洋)が遺体で見つかる。鷲山時雄代議士宅から警備先で10億円相当の絵画の窃盗事件があり、管理ミスを指摘されていた。しかしあまりに単純なミスだったため、野崎が強盗い加担してしたのではないか?という噂があった。
防犯カメラの映像から黒い車に追い掛け回され、車に押し込まれるところが映っていた。捕まる前に野崎が★のマークがついたカメラを隠していた。遺失物センターにカメラを取りに行く捜査一課の田所と白川。カメラには女性が映っていた。
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カメラに映っていたのは松本郁美
ヒソカは似顔絵を描き、浴衣から女性を見つけ出した。ヒソカは本人・松本郁美(板野友美)の元を訪ね持ち主を教えてほしいというが、「知らない!」と追い返されてしまう。
ヒソカは捜査一課の田所と白川に、女性が、松本郁美であり、住所を教える。
カメラの持ち主は、木下裕二・ルポライターであり、郁美と木下は半月前まで付き合っていた。
しかし、野崎が殺害された2週間前、木下は郁美にメールしていた。『とりかえしのつかないことをした。もう俺のことは忘れて生きてくれ』
郁美がヒソカに会いにくる
田所が山之内の指示でヒソカが松本郁美を探したと、センター長にクレームが入る。
白川は木下裕二の自宅へいくが不在だった。周囲に近いうちに大金が入ると言っていた。鷲山時雄代議士宅にあった10億円相当の絵画の窃盗事件に関係しているのではないか?
松本郁美の尾行をする白川、ある日、郁美は遺失物センターへヒソカを訪ねた。
「カメラの持ち主は木下裕司、会いたいんだけどどうしたらいいか分からない。」
ヒソカ「木下のことをもっと詳しく教えてほしい」
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行方不明中の裕司は、少し前に、美術館にいく
郁美は裕司からの最後のメールをヒソカに見せる。1か月前、彼のマンションで見知らぬ女性とはなしているのをみかけた。しかし裕司は保険のセールスだと伝えた。
郁美はカメラで何枚もの写真を撮ってもらったというが、センターに届けられたカメラには、実際残っていたのは2枚だけだった。保存していたカードが抜きとられていた。写真を何枚かコピーした郁美は、その写真をヒソカに見せる。
裕司はここ最近、美術館に通っていた。郁美も付き合わされていた。その美術館の展示物が書かれていたチラシには、ほとんどに画商「谷繁文則」の名前があった。
さっそくヒソカは「谷繁文則」の画廊にいうと、郁美がみた、裕司にあっていた女性らしき人がいた。(大きなイニシャルのイヤリングをしている)美術鑑定師だった。
そして「谷繁文則」とご対面する。
ヒソカの両親の話を聞く
鷲山時雄代議士の絵はすべて谷繁文則のお店で購入した絵画だった。
ひょんなことから、山之内はヒソカの家にいく。ヒソカは祖父・泰明と暮らしていた。
泰明からヒソカのこと話し出す。「ヒソカの両親は、考古学者だった。15年前崩落事故があり両親が亡くなった。しかし遺体とともに万年筆があった。それは両親のものではなかった。万年筆は誰かの落とし物ではないか?ヒソカはずっと万年筆に問い続けているがまだ答えは見つからない。ヒソカは誰に対しても疑問を解いてあげたいと思っている。誰かの助けになることで救われている」
なんと「谷繁文則」に鑑定のイロハを教えたのは祖父・泰明だった。
山之内「私にできることはヒソカさんを事件から遠ざけることだけです。」
山之内は早速、15年前の崩落事件を調べる。
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谷繁文則が転落死してしまう
「谷繁文則」が転落死
田所はヒソカにアリバイを確認する。
白川はもっと山之内の話を聞くように伝えるが、田所は「山之内は1年前、自分の部下を見殺しにしたんだ!!俺はあいつのやり方だけは絶対許さない」
田所は谷繁が亡くなった原因がヒソカと山之内が動いたからだ!と責める
谷繁の死に鷲山時雄が絡んでいるはずだが、鷲山は何も話さない。
裕司から郁美にまたメールが入るが。。。おかしい
山之内とヒソカは松本郁美の自宅へ行く。
谷繁がビルから落ちるとき、裕司から郁美にメールが入った。しかしそのメールの文面から、裕司が使わない漢字があり、これは裕司が送信しているのではなく、別人の可能性があるのではないか?
裕司が撮った写真にある現場にいく山之内とヒソカ
そこに殺害された野崎と同じ制服を着る男が歩いていた。警備会社に行って話を聞くと、野崎の殺害事件があり、風評被害がひどく、鷲山元大臣の仕事は続いているが、他の警備の仕事は激減している。鷲山元大臣の仕事は続いていることが気になるヒソカ
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谷繁の倉庫内から絵画を探し出す
白川を呼び出す山之内とヒソカ。
鷲山元大臣の不正に気付いて、裕司は写真を撮っていたのかもしれない。そして野崎と知り合い、大事なカメラを預けた可能性がある。絵画窃盗が鷲山達の不正だとしたら、その絵画はどこにあるのか?
木下の撮った写真には晴海の倉庫街があった。谷繁が鷲山元大臣のために借りた倉庫に警察が踏み込む。
しかし何も見つからない。。。。。
センター長から「処分は追ってお伝えします」
ヒソカはあっさり「いろいろなことを教わりました。短い間でしたが、お元気で!!」と連れない。。
犯人は野崎の上司の中尾だった
ヒソカは再度、あの晴美の倉庫へ行く。
すると泉沢理沙らしき?(ヒソカはそう思っている)人が絵画を運んでいた。しかし顔を上げると全く違う別人だった。
犯人は中尾だった。中尾が鷲尾の私設ボディガードだった。中尾が防犯システムに細工をして空き巣を見せかけて絵画を運び出した。一斉捜査が終わったのでまた運び込んだ。それはヒソカが読んだとおりだった。泉澤理沙は事件には関与してなかった。
野崎は不正の疑惑を上司の中尾本人に報告してしまった。木下は身の危険を察知してカメラを野崎に渡していた。中尾はカメラを持った野崎を殺害
そのあと木下を殺害した。遺体は山奥に埋めた。。。供述通り遺体は発見された。
谷繁を呼び出し殺害したのも中尾だった。
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裕司は郁美の婚約指輪を予約していた。
裕司のカメラを松本郁美に渡そうしたが、
郁美「何を考えたいたのか私には分からない」
ヒソカは「郁美さんとの未来のため・・・・特別にお預かりしてきました。木下さんがいきそうなお店を探し、これを予約してました。婚約指輪だった。
おもちゃの指輪は郁美のサイズを確認するためだった。
そして郁美は裕司のご遺体の前で泣く・・・
山之内はヒソカが持っている万年筆の落とし物の持ち主を探す!!と誓う。
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警視庁遺失物捜査ファイル・主な登場人物
鈴村ヒソカ・・・貫地谷しほり
田所浩介・・・渡辺いっけい
白川圭吾・・・尾上松也
鈴村ヒソカの祖父・泰明・・・宇崎竜童
木下裕司・・・山中崇
松本郁美・・・板野友美
山之内三郎・・・松重豊
警視庁遺失物捜査ファイル・感想
ヒソカの不思議な感じが、貫地谷しほりさん、ハマってました。純朴なところが。。松重豊さんと相性ばっちりですね。定期的にみたいと思いました。ヒソカの両親の崩落事故も気になります。。。利権が絡んでそうな感じがします。
板野友美さんの素人っぽさがよかったですね。最後恋人の裕司が亡くなって泣くシーンはちょっと悲しみが伝わらない・・・感じがしましたが。。。でも裕司は生きててほしかったな。。。最後まで期待していたのですが、ひどい殺され方されてました。。
尾上松也さんは今時の若い刑事役でしたけど、昭和の刑事風の松重さんと渡辺いっけいさんとのやりとりが面白かったです。たしかに、昭和と平成って雰囲気ちがいますね。
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