2020年3月22日夜9時から「私は代行屋!事件推理請負人」第5作目が放送されました。この記事はあらすじとネタバレと感想を書いてます。
高畑純子さんの2時間ドラマ久しぶりですよね。高畑さんが出演される2時間ドラマはハートフルなサスペンスが多いです。見た後、すごい元気になるんですよね。なんかパワーもらえるというか・・・。再び2時間ドラマの最新作を見れるのでとても楽しみです。
さて高畑純子さんが演じる”代行屋”の葛城晴子は、消防士だった夫が殉職したときにとても辛くて公園であったホームレスの老婆に自分の辛い気持ちを打ち明けて心が救われたことがきっかけになり、はあとふるサポートで代行屋を始めることになるのです。
今回は高層タワーマンションの管理人を代行します。20階以上の高層階に住む人をアッパークラスっていうのですね。そしてクリーニング回収のサービスがあるとか。はぁ~こんなところに住む人はどれだけ稼いでいるのかしら。。。
春子は無事に代行の任務を果たします。大げさだけどハートフルな晴子さんに今回もたくさん元気をもらいました。
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「私は代行屋!事件推理請負人」あらすじ・ネタバレ
葛城晴子(高畑淳子)は、星川護(小野武彦)が社長を務める『はあとふるサポート』勤務の代行屋。「誰かの欠けたピースになる」ことをモットーに、依頼主が求める人物になりきり、子どもの送迎など日常的な困りごとから冠婚葬祭、ビジネスといったオフィシャルな場での対応まで、幅広く代行業務を請け負っている。
そんな晴子が今回代行するのは、超高級タワーマンションの管理業務。管理人が立て続けに辞めているというマンションに赴いた晴子は、あろうことか着任早々、20階と21階の間の非常階段で若い男の刺殺体を発見してしまう!
1人絵の被害者は仁藤祐介・マンション住人ではない
被害者は仁藤祐介28歳(澤村穣)。死後犯人が経過。マンションの住民ではなく、監視カメラの映像から、点検中で使用できなかった上層階専用のエレベーターに代わり、20階までの下層階専用エレベーターを使用後、階段でさらに上の階に住む誰かを訪ねようとしていたと推定された。
急きょ開かれた住民たちへの説明会で、晴子たちは、世帯収入が違うという高層階と下層階で二分する、タワーマンション内の人間関係を知ることになる。
仁藤の隣に住む今井に聞き込みしたところ、「この2,3年は働いていなかった。今度大金が入る」と話していた。
複雑なマンションの住人
高層階グループには、“マンションの女帝”と呼ばれ取り巻きを引き連れているビジネスウーマンの唐島夏子(加茂美穂子)、その取り巻きの一人で物静かな書道家の岩崎礼子(藤真利子)、心臓の病気で休職中ながら電機メーカーで部長を務める高橋元樹(菅原大吉)、また女優の森園明香(久世星佳)の顔もあった。
明香にもまた派手な取り巻きがいて、夏子のグループとはいがみ合う仲。なだめ役は、明香の付き人を務める杉浦瞳(星野真里)だ。
住民の聴取をはじめ捜査の指揮を執るのは、晴子の高校時代の後輩で警視庁勤務の乾刑事(近藤芳正)。
晴子は管理人代行として、一刻も早く居住者の平穏な暮らしを取り戻すため、本来の業務に加えて捜査にも全面協力する。 しかし、聴取の結果、夜になって帰宅した高層階に住む本多達彦(遠山俊也)も含め、住民には一人として被害者を知るものはなかった。
代わりに、事件とは一見、無関係そうな、夏子と明香がいがみ合う理由や、取り巻きの一人に見えた礼子にとって夏子はクライアントであること、そして夏子が勤務する企業の会長が、警察の上層部にも顔が利く大実業家の尾高典史(池田成志)で、2人が愛人関係にあるとの噂を明香が撒き散らしていることなど、ゴシップを含むさまざまな情報が晴子や乾に入ってくる。
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本多は3年前のビジネスホテル火災の社長だった
本多は、3年前ビジネスホテル火災、死者4名を出し、業務上過失致死で立件されたが執行猶予となっていた。そして自己破産していたはずなのに高層マンションに住んでいた。そのお金の出どころは投資で稼いだと説明する。しかし仁藤の写真をみせたら顔色がかわった。
春子は、森園明香に脅迫状が届いたことを乾に報告する。
明香には拓海という引きこもりの息子がいた。
2人目の被害者は本多だった
2101号室の高橋から呼び出される晴子、心臓が痛んで薬をとってもらった。家族の写真があった。高橋は、娘の由紀はお母さんと同じ女子高を目指していた。バレエの白鳥の衣装を着るのが夢だった。
杉浦瞳から電話で呼び出される春子。
本多が殺されていた。第一発見者は、森園明香だった。14時に屋上で会う約束をしていた。そして本多を発見した。犯行時刻は13時35分から14時5分の30分間。
時々話を聞いてもらっていた仲だった。
マンションの住民がまた集められるが、森園がいないことに批判が集まる。瞳が森園の代わりに謝罪する。
「森園はいま大切な人を失って深く傷ついてます。女優も一般の方も変わらないのではないでしょうか。」晴子は瞳に「大切な人を殺した人の前では誰もがみな1人の人間なんだから。」の言葉にビクっと反応する瞳
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本多と仁藤の接点はエマホテルだった
エアホテルは人の動きが早く、いつも人手不足だったため派遣会社から人を回してもらっていた。仁藤はエマホテルに派遣会社から派遣されていた。そして3年前のエマホテルの火事は放火の噂があった。
乾は高橋の妻子が火事で亡くなっていたことを確認し事情を聴く。
「緑と由紀は私の家族でした。転勤で家族一緒に仙台住んでいて、夏休みに東京の友達に会うためにエマホテルに泊まっていて火事で亡くなっていた。あの本多社長がこのマンションにいたなんて。ニュースをみて初めて知りました。本多は1年経っていたのに会ってなかったなんて信じられない。買い物は通販、宅食業者にに療養食を頼んでいてマンションに知り合いは限られた人しかいない。犯行時刻は管理人の葛城さんに来てもらって家族の話を聞いてもらっていた。」
高橋に本多は殺せないが、明白な動機がある。完璧なアリバイがあるのは晴子は利用されたのではないか疑う乾刑事
高橋の代わりに火事現場に花を手向ける晴子
高橋に春子は明日月命日なので娘と妻がなくなった場所に花を手向けてほしいと依頼される。
そこに平野健司の両親に会う。健司はエマホテルの従業員だった。あの火事が出たとき健司は最後まで残って非難移動を指示してそして逃げ遅れてしまった。他の被害者に菅原爽太さんがいた。50歳ぐらいの女性が花を手向けていた。達筆で花に若草色の墨文字でカードが入っていた。
本多のお金のでどころは土地転売の謝礼金
本多は投資で稼いだといったが、通帳みても記録はなかった。ホテルが受け取った火災保険は2億円、すべて被害者に賠償金は支払っている。ホテルが廃業したあとその土地は、地主の城北トライエステートに売却されている。そのご何度か転売され再開発土地となっていた。
4,5年前から再開発の話を出ていた。地主は売りたくなかったが、火事があったため手放すしかなかった。
乾達の調べによると、トライエステートの会社は実態がないペーパーカンパニーだった。トライエステートが本多社長とグルだとすると多額の謝礼金を支払ったはず。その火事は放火だったに間違いない。
仁藤がもしかしたら放火犯かもしれない。本多と仁藤を殺したのはあの火事で一番得した奴だ。
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森園には引きこもりの息子がいた
森園の部屋から物が投げられる。歩いていた晴子と礼子が部屋に行くと、森園と拓海が喧嘩していた。礼子は引きこもりの息子がいることを秘密にしたい森園に「ひきこもっていても生きててくれればいいじゃない」と叱咤した。
脅迫状を書いたのは拓海からのSOSだった。
瞳は拓海が引きこもっていることをしっていた。絶対に人に知られないよう口止めされていた。拓海さんのことすごく悩んでいた。高校まで優等生で舞い上がってしまって拓海を傷つけてしまった。受験で何をしていいかわからず空回りしてしまった。息子ときちんと向き合えるかもしれない。礼子に叱られて驚いていたけど目が覚めた。。
礼子には3年前火事でなくなった息子がいた
晴子は礼子が独身だと思ったけど息子さんがいるじゃないか?菅原爽太の母親じゃないか?疑う
翌日礼子の部屋に行くと、「礼子さんの雅号は皐月、書には麦、矢車、わかば、5月に使われる季語ばかり。息子さんが生まれた月なんですよね。3年前のホテル火災、高橋さんの妻子、平野健司さん、菅原爽太さん、爽という字は5月生まれた子供につけられることが多い、礼子が母親なんですよね?」
「だったら何なの?」晴子を拒否する礼子
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自首する礼子
3年前なくなった菅原爽太は私の息子です。1歳のとき離婚し舅にとりあげられ、会わせてくれなかったが、中学のときから爽太のほうから顔を見せてくれた。ホテル火災があったときは翌日会う事になっていた。3か月前、今のマンションに越してきて本多をみて驚きました。どうして自己破産した男がこんなマンションに住んでいるのか?あの火災は何か裏があったのか?
もしかして仁藤なら真実を話してくれると思って、でも仁藤はナイフを出して私を追い払おうとして揉めたときに刺してしまった。ナイフを持ったまま自分の部屋に戻った。
仁藤から奪ったナイフをもって本多を呼び出し、本多は口をわった。
「仁藤に金を渡して火をつけさえた。老朽化したホテルを回収するより、火災保険金を得たほうが得策だった」と言った。
そんな理由のために自分の息子は殺された。どうしても許せなかった。
凶器のナイフは川に捨てました。仁藤と本多が殺したのは自分だと自供した。
トライエステートの黒幕は尾高だった
トライエステートの社長大西次郎の消息がわかった。大西次郎は1年前に病気で亡くなっていた。父親はあちこちで借金していた。名義を貸した可能性がある。写真を見せてもらうと銀座の高級クラブへ行ったときに写真があり自慢していたことをきく。それは3年前の夏だった。そ高級クラブに唐島夏子が映っていた。尾高社長の愛人だった。
再開発の実質的な主導権は尾高だった。尾高は本多に依頼してあの火事を発生させていた。再開発を成功させたかった尾高だった。
しかし警察は3年前の火事のからくりは全くきづいてない。すべては再開発のため。本多と仁藤が始末した以上、放火の証拠はない。
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尾高社長と唐島夏子が行方をくらます
尾高と唐島夏子が行方不明に。
高橋のお見舞いにきた平野健司のご両親、母親が健司の形見のぬいぐるみを落とした。そのぬいぐるみに見おぼえたがあった晴子。
瞳の車にあったのと同じだった。春子は高橋に杉浦瞳の居場所を聞く、瞳さんはホテル火災のときに平野の恋人だった。高橋、礼子、瞳その3人が同じマンションにいた。偶然ではない。
瞳さんはどこに行ったのですか?聞く晴子だが、高橋は「どうしても話すことはできません。」と断る
瞳の復讐を止める晴子
尾高社長への復讐を瞳にたくした礼子と高橋。会社の注意を自分に向けるために岩崎礼子は自供した。
礼子が、尾高社長が、下総カントリークラブでその近くに別荘を持っていることを思い出す春子。
そのころ瞳は尾高社長と対峙していた。「3年前エマホテルに火をつけさせて再開発の土地をうばったのはあなたでしょ、ほんとのこと全部話して!」刃物で襲う瞳
尾高社長は「あれは完全に本多のミス。4人もなくなるなんて想定外だった。仁藤という男、本多からお金もらっていたのに、またお金を無心してきた。そして本多もお金を無心してきたから殺した。本多も仁藤も殺しても何の感情もわかなかった。あの火事も。すべてはお金のためだ。」
そこに春子が別荘に到着した。
「亡くなった4人の被害者の無念の思いをすべて奪い去ったことを絶対に許せない!仁美さん、こんなやつのためにこれ以上傷つけることないわよ。復讐しても心の穴は埋まらない。」
尾高社長は乾刑事に俺に盾つくとどうなるのか?と脅す。「証拠でもあんのか?」
瞳はさっき襲われたときに自供した尾高の音声を録音していた。
今度こそ警察がすべてを明らかにしてくれる。亡くなった人の思いもちゃんと捜査してくれるから信じてあげて。と晴子が瞳に伝える。
乾は晴子に「尾高を逮捕しました。放火の共犯を立件してみせます。」
終わり
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「私は代行屋!事件推理請負人」キャスト
葛城晴子 ・・・・ 高畑淳子
乾 寛治 ・・・・ 近藤芳正
杉浦 瞳 ・・・・ 星野真里
高橋元樹 ・・・・ 菅原大吉
尾高典史 ・・・・ 池田成志
本多達彦 ・・・・ 遠山俊也
森園明香 ・・・・ 久世星佳
小塚賢治 ・・・・ 綱島郷太郎
大倉真紀 ・・・・ 宮下ともみ
柴田明良 ・・・・ 生島勇輝
岩崎礼子 ・・・・ 藤真利子
星川 護 ・・・・ 小野武彦
「私は代行屋!事件推理請負人」感想
今回も晴子は事件推理して乾刑事(大学のときの演技部の後輩)より上手でした。
でも晴子が殺された人を発見したときの大げさあオーバーアクションは今回もすごかったです。今回で5話目なのでだいぶ慣れているはずなのですが、素人感を出すために必要なんですよね。
今回母親と息子の接し方というか、そのあたりもクローズアップされていたように思います
高畑淳子さんにも息子さんいますよね。「生きているだけで十分なのよ!!」というセリフが藤真利子さんが言うシーンもあり、なんか高畑さんが何年か前におこなった息子さんの不祥事で記者会見した姿を思い出してしまいました。
この2時間ドラマ復帰をきっかけにまたたくさんドラマに出てほしいです。やっぱり存在感がすごいですし、高畑さんの演技で元気がたくさんでます!
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