2020年1月29日(水)放送された「善悪の彼岸~ピエタ」のネタバレ記事になります。
右京さんがものすごーーく怒ってました。自分の元相棒で警察官なのに、日本にきてまで殺人事件を犯し続けている南井に。そして冠城も。
南井VS右京、南井は自分の犯罪を見抜いている右京を脅威に思いながらも物証がないため逮捕できないことを知ってます。
今回、南井の元相棒の娘マリアと来日しますが、かわいそうなことにそのマリアは死んでしまいます。南井はすぐに品川で警察官を発砲。。。。マリアの心配はよそに南井の犯罪はとまりません。
それほどまでに南井が犯罪を続けるのは、自分が小さいときに発生した鏡見産院事件が発端なのか?それとも他に深い理由があるのか?
右京は、29歳後半にロンドン警視庁と称されるスコットランドヤードで3年間研修を受けてます。そのときの相棒が、今回のスペシャルのゲスト南井(伊武雅刀)です。
14話、15話で右京VS南井の決着が見られるはずです!どんな結末なのか。。。
この記事で第14話のネタバレ、また過去2回、南井と右京が何があったのか?
最後にドラマの感想になります。
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相棒18-14話のあらすじ(ネタバレあり)
南井が特命室にいた。
「勝負をつけておきたくてな」
右京は、この2年の間に発生した二つの殺人事件を回想する。(相棒16-7、相棒17-7)
1952年に発覚した「鏡見産院もらい子殺人事件」、右京は南井をその産院に預けられていた子どもの生き残りであり、その出身を隠すため兄弟のようだった立入章(相棒17-17)まで殺したと推察している。
そして鏡見産院もらい子殺人事件では院長が不審死している。右京は飲み物に毒を混ぜるだけなら子供にもできると南井を煽る。
そして「あなたは身勝手なただの殺人鬼です。」と右京が言うと
南井はチェスを倒し怒る。
「あなたを帰しません」と言いますが「証拠は?」と聞かれ何も言えない右京。
南井が警視庁を後にする。
南井は、新宿にあるイブキ町にある鏡見産院の跡地、また世田谷にある共同墓地へ行った。
南井の仲間はマリア?
ホテルで、南井がしていた青のネクタイをフロントで受け取る女性がいた。
冠城が声をかける。
名前は、「マリア・モースタン、父親が日本人であり、ロンドンから来ました。」
そしてマリアがしていたスカーフは亡くなった父からもらった形見だった。
2つの殺人事件が発生する
1件目は原宿で発生した。
原宿で殺された少女は家出少女であり、『カミマチ(スマホから売春)』をしていた。
右京は、女性には吉川線があったのを見つける。後ろから何かで首を絞められ抵抗したときにできた傷ではないか。
凶器は幅3CMのネクタイではないか?☞南井がしていた青のネクタイ?
2件目は日暮里で見つかった。
絞殺、右京の見立てスカーフではないか。☞マリアがしていたスカーフ
『覚せい剤の売人』だった。
2つの被害者は、犯罪を犯しており、過去の南井が関わったとされた事件と条件が一致しているとして、冠城は南井と一緒にいたマリアが実行犯だと疑う。
マリアは南井と一緒に心中しようとする
マリアから冠城に会いたいとメッセージがくる。
南井から冠城は警察官だと聞かされていたマリア。
「なぜ、嘘をついていたのか?」確認するマリア。
冠城は正直に、原宿、日暮里で連続殺人事件があったことを伝える。マリアのスマホの検索履歴には原宿と千駄木神社の履歴が残っていたのを見たと伝える。
マリアは心当たりがあったのか涙を浮かべる。
冠城は、立ち去ったマリアの靴跡を写真をとる。その写真から右京は、葉っぱ(いちょう)に目を付ける。
日暮里駅近くにいちょうで有名な千駄木神社がある。
冠城と右京は向かった。
冠城はそこでマリアが書いたお札を見つける。
「何事もなく一緒にロンドンに帰れますように」
そこにマリアから冠城にSMSが届く。
「あなたのおかげで本当のことを知ることができました。」
本当のことが知れたことを感謝するとともに、スカーフは「父の形見だったのは本当のことだった」
そして最後に「さようなら」
マリアは冠城と別れたあと、南井のかばんから毒入りカプセルを見つける。
マリアは南井と一緒に心中しようと紅茶に毒を入れる。
南井は飲もうと思ったときにマリアの様子がおかしいのに気づき、「何をした?」
マリア「父が亡くなり絶望しかなかったとき、あなたが紅茶を入れてくれてそれからずっと気にかけけてくれた、いつもあなたが心配だった。せめて一緒に」と言い残し亡くなった。
南井はロンドンで発生した逆五芒星事件をなぞっている?
右京と冠城はホテルに向かうが、マリアは死んでいた。
手には写真が・・・それをみた右京は「アキノリ・カワエ」南井のロンドンでの相棒だった。
犯人を追ったときに頭を負傷し、思い出のある場所を探し続け、自殺したのだった。
マリアは自殺と判断された。
冠城はロンドンでの南井について詳しく話してほしいと伝える。
ロンドンの地下鉄の駅で5つの殺人事件があった。
それは逆五芒星事件と言われ・・・・そのとき右京が「僕としたことが!」
日暮里、原宿、それは山手線上でロンドンで発生した五芒星事件をなぞっているのではないか?
山手線路線に五芒星を引く右京
日暮里、原宿、そのほか3つは、品川、有楽町、池袋
そして品川で、警官が打たれた。
(おそらく拳銃が南井によって奪われた)
第15話へ続く
相棒18-14話の登場人物
レギュラー陣につきましてはこちらのブログを参考にしてください。
南井十(伊武雅刀)
マリア(石田ニコル)
右京VS南井十(みないつなし)と過去の対決
いよいよ2週にわたって右京が南井の犯罪を暴くのですね!右京さんは失敗しないので(笑)
南井は右京のイギリス時代の相棒です。右京の実力(正義感)は一番わかっているはず。でも過去2回右京は疑いながらも決定的な証拠がなく逮捕まで至ってません。
南井は過去2回でています。
①右京VS南井(相棒16-7)倫敦からの客人
「倫敦からの刺客」というタイトルで、このときからすでに2人の対決は始まっていたんです。
三年前、2人がともにロンドンで捜査していたとき、逮捕直前に真犯人が自宅で自殺し携帯のデータが全て消されるという同じような事件が発生してました。
今回の事件も犯人が自ら自殺しており、「3年前と同じですね」と右京が南井にいいます。
南井「つまり、犯人の心を操った人物が居ると?」
右京「光を強く当てれば、その分影が濃くなる・・・以前あなたはそう仰いましたよね」
南井「ええ・・・」
右京「犯罪者の中には、贖罪の心を持つ事が出来ないものが居ます。そんな犯罪者は自らの死で罪を償わせるのがふさわしい・・・」
「また会いましょう」と南井は、握手を求めますが、右京は応じません。
右京は冠城に「いつか、全てを照らして見せます。影が出来る余地がないほどに・・・」
南井は、殺人を犯す事を悔い改められない犯罪者は死に値するという考えを持っている?犯罪の黒幕であるようなニュアンスでドラマは終わりました。
②右京VS南井(相棒17-17)倫敦からの刺客
相棒16-7と同じように犯人は自殺します。
南井に関して新事実が発覚します。
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南井は幼少期、何らかの理由で育児を続けられなくなった親からある産院に預けられていた。
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その産院は、1952年に発覚した「鏡見産院もらい子殺人事件」という曰く付きの場所だった。
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「鏡見産院もらい子殺人事件」とは、親からの養育費と国からの補助金目当てで子どもを預かってはいたものの、預かった子どもにはろくに食べ物を与えなかったことで、100人以上の子どもを死なせてしまったという凄惨な事件。
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南井はその産院に預けられていた子どもの生き残り
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見つかった写真から、里親に引き取られたのは4〜6歳ごろ
上記は、右京さんが推測した南井の過去の仮説であり、南井本人は否定しています。
またこれが南井の歪んだ正義を生み出すきっかけになったのかどうかはわかっていません。
南井の名前は実は「鏡見悟(かがみさとる)」であるという事実。
右京は最後に南井に「証拠は必ずつかみます。僕はあなたを絶対に許さない。必ず決着はつけます。」と伝えます。
この決着がいよいよ2週にわたったスペシャルでわかります。
南井はどのような過去をかかえているのか、なぜ犯人に自ら罪を償わそうとしているのか。
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感想・まとめ
南井が日本にきて、3つの事件がありました。
原宿、日暮里は、ロンドン逆五芒星事件をなぞった事件であり、もう一つはマリアの自殺です。
マリアは南井が怪しいと思い心配で日本についてきたのですね。それでも南井は殺人を実行していた。南井をそれほどまでに突き動かすのは一体何があるのか。
右京はロンドンでの研修のときに南井とバディを組んでました。2人とも切れ者で犯人を追う姿は一度見てみたかったですね。
14話ではいつも冷静な右京が、犯人を捕まえる前から怒りの感情が出てました。
冠城もマリアが死んでしまったことに怒ってましたが、それ以上に怒っていると右京は冠城に伝えます。相棒に自分の感情を伝えるのは珍しいです!!
果たして次の15話はどうなるのか。楽しみですね。
次の15話は下記の記事で纏めていきますのでぜひ続きもお読みください。
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