山の神の声は、ドローンの声でした。
「村八分」にされた2人の男性がいて、1人は元容疑者、もう1人は挙動不審。その2人を煙たく思った村役場の3人が、追い出そうとします。10か月前、元容疑者と村のアイドルの女性が失踪してます。そして村役場の3人が次々に殺される事件が発生するという事件でした。
「村八分」っていじめと一緒ですよね。すごく久しぶりに聞いた言葉ですが、弱い者を虐めるのはドラマの世界でも嫌な気持ちになります。殺された人に同情してしまうストーリーでした。
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相棒18-13話「神の声」あらすじ
右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、遺留品の返却で奥多摩の山村を訪れる。
そこで出会った駐在の草野(粕谷吉洋)や移動スーパーを営む琴江(松居直美)によると、村にはいまだ山岳信仰が残っていて、その日も山は出入り禁止。
ところが、誰も立ち入っていないはずの山中で、変死体が発見される。
被害者は以前、役場に勤めていた真壁で、山中の地面に縄で縛られ溺死していた。
伊丹(川原和久)たちが捜査に乗り出す中、右京と亘は気になる噂を耳にする。
3年前、若い女性を狙った連続殺人事件の容疑者として疑われた“橋沼”という男が、村に戻ってきたのではないかというのだ。
1人目の被害者・真柴は橋沼を追い出そうとしていた
真柴は、群馬で発生した殺人事件の元容疑者だった橋沼を追い出そうとしていた張本人だった。その事件は別の犯人が捕まっていた。
また、平行して10か月前、林業の会社に勤めていた三ツ谷乙羽が行方不明になっていた。
乙羽は村でアイドルだった。
橋沼は木工職人だった。
乙羽がいなくなったのは橋沼の仕業だと村中で噂になっていた。
不審者の皆川の存在
皆川は脱サラして5年前から神木村に住んでいたが付き合いが悪かった。
しかし皆川の部屋にはCIA殺害戦略マニュアルという本があり、右京はその本にウォーターボーディングという殺害方法が載っていることを指摘する。
皆川は、殺害方法は知っていた。
また伊丹たちは皆川が、3日前に登山用のロープを買っていて、それが真柴が殺された時と同じロープだった。
皆川は、神木村の住人から村八分にされていた。しかし移動スーパーの琴江から、1か月に1回、大量購入の買い物をしてくれ、人柄は良かったと聞く。
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https://gogochicken.owst.jp/右京はウォーターボーディングを実証する
続いて、真柴と同じ方法で、村役場の小島が殺された。
右京は、ウォーターボーディングの殺し方を実証する。
まず、被害者を縛り地面に固定し、顔に布をかける。
木にタンクを縛り、タンクに穴をあけ水をたらしていく。そして窒息させ、死に至らしめる。
しかし現場には布やタンクの証拠が一切なかった。それはドローンが引き払っていたのだった。
ちょうど山の神の信仰中だったため、ドローンのモーター音が神の声だと間違えられた。
皆川は、戦争に備えるプレッターズだった
皆川の家の庭からシェルターが見つかった。5年前引越してきたのは戦争に備えるためだった。
山の中で射撃訓練をしたりサバイバルゲームをしていた。狩猟が盛んな神木村は都合がよかった。
皆川は、10か月前、射撃訓練して森に入ったとき、村役場の真柴と小島に、橋沼が池に連れていかれるのを見ていた。そのビデオが残されていた。
三ツ谷乙羽の母親は移動スーパーの琴江だった。琴江は復讐する
琴江は、三ッ谷乙羽の母親だった。
右京は第三のターゲットがいる。駐在警官に誰が琴江が村を出たがっていたと言っていたか?聞くと箕部だった。
橋沼が殺された池に向かうと琴江が箕部を溺死させようとしていた。
右京と冠城は止めに入り、箕部を救出。
琴江は、母親だと名乗らず、乙羽に近づきよく話をしていた。橋沼と付き合っていたことも聞いていた。
皆川の部屋でビデをみて2人に何かがあったと察した。真壁、小島から、橋沼を殺したところを乙羽に見られたため、殺した。
箕部が首謀者だときいた。
簑部は村のために2人を殺害したといった。
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相棒18-13話ゲスト
琴江(松居直美)
小宮健五
駐在・草野(粕谷吉洋)
感想
「村八分」にされていた橋沼、それをサポートしていた乙羽が、村人から殺されていたら。何も悪いことしていないのに大人の世界でも弱い者いじめがある。なんでだろう。。
ドラマの世界ですが、殺人を犯した琴江の気持ちは理解できてしまいます。自分の娘が池で溺死させられたから同じ溺死で殺す。その方法は皆川に聞いたのですかね。
「ドローン」で証拠を引き払う。音がもし静音になっから、悪い事を考える人が出てくるのではないでしょうか。
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